釜石地域 バスの変遷 その2 〜復興とともに…路線の再編とハード面〜
釜石市中心部の大町バス停の近くに完成した釜石市民ホール「TETTO」です。釜石情報交流センター・ミッフィーカフェ釜石 他が隣接しています。
 釜石地域のバスが大きな転機を迎えたのは、JR山田線 釜石〜宮古間の復旧(同時に三陸鉄道リアス線として移管)直後の令和に入った2019年6月1日からで、かまいしまるごとコミュニティバスとして運行されていた中村方面(北部)と佐須・荒川・大石方面(南部)の岩手県交通のバスがそれぞれ途中から分離され、新たに「幹線部(岩手県交通が運行)」と「支線部(釜石市からの委託運行)」として再出発しました。これに伴い乗り継ぎが必要となり、そのターミナルも今回新しく整備されました。
 ここでは、「その1」に引き続きハード面の他、バス利用に至便の新しいスポット等も併せて紹介します。
↑山田線(→三陸鉄道リアス線)宮古〜釜石間の開通後は従来の広域バス道の駅やまだ行きは浪板止まりとなり、震災前と同じ運行区間に戻りました。
 
 
↑釜石〜宮古間のバス乗り継ぎ拠点としての役割を終えた「道の駅やまだ」です。岩手県交通の一般路線バスが乗り入れがなくなり、高速バスで朝方の「遠野釜石線」のみが入り、県北バス「ビーム1」と顔を合わせます。
↑このようなウッディなバス停も市内中心部他、郊外でも見かけるようになりました。被災者向け住宅プロジェクト「森の貯金箱」の一環によるもので、釜石地方森林組合が施工したとのことです。
↑魚河岸テラスからは地方卸売市場 釜石魚市場も間近に見えます。
この風景も、食事を楽しみながらゆっくりと寛いで眺めることができます。
↑上写真の魚河岸テラスの建物です。路線バスはこの後ろ側(画面の左側)を通っており、東前・新浜町方面のコミュニティバス、「市営ビル前」が最寄りです。
↑「その1」でも紹介したソーラーパネルを搭載したバス停ポールで、釜石市内中心部に設置されるようになってきました。
こちらは釜石駅前とはデザインも異なり、ベンチや上屋も新しくなっています。
↑北部方面の幹線バスは上大畑〜浪板・赤浜間の旧広域バスです。新たに鵜住居駅前広場に乗り入れ、支線バスに接続します。
なお、大槌マストでは大槌町民バスにも乗り換えが出来ます。
↑バス及び三陸鉄道の乗換ターミナルを併設した複合施設「うのすまい・トモス」で、2019年3月にオープンしました。中央が観光拠点施設「鵜の郷交流館」、手前右が津波伝承と防災学習の施設「いのちを繋ぐ未来館」です。
↑左写真の反対側で、左側の「鵜の郷交流館」前 屋根の下がバスのりば、中央L字型の上屋がタクシーのりば、右側の四角い建物が鵜住居駅で、相互間の乗換もバリアフリーでスムーズにアクセス出来ます。(こちらも参照)
↑鵜住居駅で幹線バスと接続、中村方面への支線バス(釜石市北部コミュニティバス)です。運賃は支線区間内が200〜400円ですが、事業者が異なるため松園のような乗継割引制度はありません。(支線バスは岩手旅行社が受託)
↑一方、こちらは唐丹方面の「釜石市南部コミュニティバス」との乗り継ぎ拠点「スーパーみずかみ」です。
国道45号線上で、三陸鉄道平田駅とは国道を挟んですぐ向かいに位置します。
↑「スーパーみずかみ」駐車場の一角に設けられた、幹線バスと支線バスの乗り継ぎ拠点の停留所で、風雨をしのげると評判も上々?のようです。停留所名は「上平田(かみへいた)」です。
↑支線バスの側面表示です。このように、朝方の一部の便は市街地の教育センターまで乗り入れしていますが、片側のみです。
↑こちらは南部方面の支線バスです。因みに車内にはワンマン機器は搭載されておらず、運賃箱のみなので、100円硬貨の事前準備が必要な他、降車場所を事前にドライバーに申告する方式です。
↑南部方面の幹線バスは全て上平田ニュータウン行きとなりました。
南部方面の路線は定額運賃だった旧コミュニティバスでしたが、今回を機に震災前の通常運賃へと戻っています。
釜石湾を望む新しいスポット「魚河岸テラス」から望む釜石湾の風景です。海の幸に舌鼓を打ちながらゆっくりと眺められます。
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