ありがとう！ＳＬ銀河！（後編）
降りしきる雨の中、遠野駅でのしばしの休息を終えて、花巻に向け再び走り出す前の「SL銀河」です。（写真:いっとくさん）
ご存知のように、釜石線の沿線活性化をはじめ、岩手県内に大きく貢献した「SL銀河」でしたが、車輌（客車側）の老朽化を理由に
2023年6月11日の団体臨時列車を最後に運行を終了することが発表され、9年間にわたる定期運行にピリオドを打つことになりました。
このページでは、管理人の私の乗車記（2022.11.22乗車）と当センターの交流プラザ（掲示板）へお越しいただいた皆さんから寄せられた写真を掲載し、列車内の雰囲気と「SL銀河」の雄姿を紹介します。掲載にご協力いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。
このコンテンツの「前編」はこちらです。
↑遠野駅到着後の様子。給水その他、SLのメンテナンスを行うため、下り・上りとも長時間停車します。
今回の下り列車では、作業の様子を割と近くで見ることが出来ました。
↑終点釜石駅の少し手前、陸中大橋駅での様子です。
快速はまゆりとの列車交換があり、紅葉が見事だったことと気分転換のためか、多くの人が列車から外に出ていました。
↑釜石に到着すると、郷土芸能「虎舞」が出迎えてくれました。
↑2014年、運行開始時の花巻駅の様子です。
このようにごった返しながらも、新たな1ページを切り拓く瞬間だったと思います。
（写真:とまりますさん）
↑2023年の運行初日、花巻駅1番ホームでは使用された形式プレートの展示がされていました
（カエルは「ケロ平」）。見たことのない、色のプレートまで…
（カエルは「ケロ平」）。見たことのない、色のプレートまで…
（写真:とまりますさん）
↑2023年3月25日「SL銀河」運行開始初日に花巻駅から出発する際の様子。
ラストランの年とあってか、盛り上がりが最高潮に達する瞬間です(^_^;)。
（写真:とまりますさん）
↑。2023年5月、岩手二日町駅近くの沿線における、ワンシーン。馬とSL銀河の「並走コラボ」です。(写真:いっとくさん)
↑「道の駅みやもり」すぐ近くの有名な撮影スポット「めがね橋」からの、通常運行最終日の上り列車です。
画面中央の下に並んでいる中の一人が私です…(笑)。(写真:いっとくさん)
↑あまり上手じゃない？私の写真です。結構近くから撮ったので、やはり迫力を感じます。
このあと花巻駅に着いたら、↑のようなどんよりとした曇り空が、嘘のように晴れわたりました。
↑通常運行の最終日、花巻駅の正面出入り口付近では、「ありがとう SL銀河（このページのタイトルをココから拝借させて頂きました…）」と題して、メッセージを受け付けるコーナーが設置されていました。
↑PDC車輌側に「ありがとう」のメッセージが記された特別のヘッドマークが取り付けられていました。(写真:とまりますさん)
↑通常運行最終日、花巻に到着後盛岡へ回送される直前の様子。「ありがとう！」と、鉄道ファン・乗客・その他大勢？が一体となって、駅構内に感謝の言葉が溢れていました。
↑ラストランが刻々と近づいてきた、2023年5月27日の、下り「SL銀河」です。
名残惜しさか？花巻駅発車後も、ホームに佇んでいる人も多かったとか…。
（写真:とまりますさん)
↑上り最終運行日には、感謝の気持ちを表すメッセージが花巻駅到着時に、掲げられました。こちらは、盛岡への回送時の様子です。
(写真:左党89号さん)
↑。花巻駅では「SL銀河」に因んだ各種グッズを販売するコーナーが設けられていました。
私もいくつか購入し、今でも時々思い出に浸っています。
通常運行最終日、似内付近で最後の力走を見せる「SL銀河」。終着、花巻はもうすぐです。(写真:左党89号さん)
