ありがとう!SL銀河!(前編)
花巻駅で出発を待つ「SL銀河」。「駅撮り」で、最後尾までの編成全体をじっくり撮影出来るのはココだけだったような気がします。
 JR釜石線を走る「SL銀河」は、東日本大震災後、観光客を呼び込み復興の一翼を担うべく、2014年4月16日から運行を開始しました。
 釜石線では、震災以前にも1989年頃からSL列車を度々運行してきましたが、今回は「SL銀河」の運行にあたり、盛岡市内で長年静態保存されていた「C58 239」を修復し、「専用機」ともいえそうな機関車と、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」をモチーフにした専用の客車を用意して(改造前から搭載されていた動力エンジンも活用)、本格運行を始めました。
 このコンテンツの「後編」はこちらです。
↑花巻駅出発前のSLの運転席の様子。緊迫感も伝わってきます。
 
↑始発の花巻駅では、出発前に郷土芸能「鹿踊り」の披露も行われます。
↑今回のチケットです。
指定券は発売開始と同時に申し込んでみましたが、既に満席…。
しかしながら、まとまったキャンセルが出た のか?3日後に無事ゲット出来ました(^_^;)。
↑下り列車の先頭車両、4号車の前寄りデッキの様子です。ヘッドマークが置かれ、記念写真の撮影スポットになる他、機関車の様子も見られます。
↑列車内の様子。発売される指定席は、全てボックスシートとなっており、手前のソファはフリースペースです。
↑4号車のフリースペース、ソファ上には釜石線のSL全盛期の頃の写真などが数多く、飾られていました。
気分転換にはもってこい?のスペースです。
↑4号車のフリースペースには、乗車記念のスタンプ台が設置されています。
入れ替り立ち替り、乗客の皆さんがやってくるスポットです。
↑自分は利用しませんでしたが、この奥のスペースは、「プラネタリウム」で、利用するためには、始発駅発車前に配布される整理券が必要でした。
↑4号車の販売カウンターの様子。後述の弁当類や、宮沢賢治の童話の本、SL銀河グッズなどを販売しています。
↑列車内、4号車の販売カウンターで昼食用に「SL銀河弁当」を購入しました。
やはり、もう買えないのかな…。今、この容器は小物入れとして使っています。
↑「SL銀河弁当」の中身です。
ホタテ・海鮮シュウマイ・ウニと炊き込みご飯・シャケといった内容です。
↑販売カウンターでは、宮沢賢治も愛飲したと言われる「サイダー」(栓抜きを貸して頂けました)と、「シンカンセンスゴイカタイアイス」を久しぶりに見つけたので、思わず買いました(^_^;)。
↑列車内にはフリースペースも所々に設置されており、宮沢賢治などにに因んだ展示物もあり、4時間半の乗車時間でも退屈しませんでした。
↑1号車のフリースペース「月と星のミュージアム」です。
このように各フリースペースでテーマを設けた展示となっています。
↑列車は、宮守駅で小休止します。「SL銀河」のヘッドマークも用意され、撮影タイムにも…
この日、ヘッドマークは機関車には付いていなかったような…(^_^;)。
機関車をじっくり眺められたのは、終点の釜石駅に着いてからでした。下車後、楽しかった思い出に感謝の気持ちを込めて、駅を後にしました。
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