岩手県交通最南端「だった」終点…九千沢へ(過去記事)
一関市の市街地北側で旧県立磐井病院に近い「竹山」バス停です。
九千沢行のバスはココから出発します。
 岩手県交通の一般路線で最南端「だった」終点として有名の九千沢(一関花泉町)。最南端であることとこのバス停の名前に惹かれ何となく訪ねてみましたが、地図から想像していた雰囲気とは大きく異なり山道の連続、眼下に望む田園風景を堪能することが出来ました。
 この九千沢線も2018年3月末日をもって、末端区間である涌津下町〜九千沢間の運行を終了。かなり以前ですがこのコーナーで紹介していた記事をリメイクの上、過去記事という形にはなりますが、今回再び掲載することとしました。
上の写真の反対方向の様子です。
↑一関の市街地を暫く走行した後、バスは一ノ関駅前に入ります。フリー乗車券で乗車する場合はバス停の目の前にある案内所で購入できます。
↑右側に見えるのが岩手県交通 一関営業所です。バスは前方に見える新幹線の高架橋をくぐり、国道342号線へ進んで行きます。
↑当時、一関営業所の建物はこのような年季の入ったもので、現在は南側に新築されています。
他にこの建物を撮っていなかったので、イベント時の一コマから…
↑花泉町に入る手前の風景です。田園風景を眺めながら坂を登ったり降りたりのコースが連続します。
↑バスは花泉町に入ると同じような田園風景ながらも暫くは平坦な道路が続きます。秋になると黄金色の風景が一面に広がることでしょう。
↑集落の一つ「金沢仲町(かざわなかまち)です。かつての宿場町のようで沿道の住宅には表札代わり?に「**家」と書かれた行灯があり、独特の雰囲気を醸し出しています。
↑花泉駅前です。ここは花泉町内の中心部になっています。
↑花泉駅前を過ぎ、国道342号線を更に東南方向へ進みます。ここの集落は現在の終点である「涌津下町」で道路も若干狭くなっています。
この先、九千沢へは曜日限定の一関市営バスとなります。
↑集落と集落の間にはこのように山並みの風景が広がりはじめます。この山の中腹には「ベゴニア館」 がありますが、ここから歩いていくのはかなり辛そうです。
↑この路線では最後集落を抜けるところです。いよい道のりも険しくなってきます。
↑山並みの風景も段々と開けてきました。天気が良いとかなり気持ちも良いです。
↑坂の勾配もきつくなりますが、バスがエンジンの回転を上げラストスパートをかけてくると終点はもうすぐです。
竹山から50分、「やっと」の思いで終点・九千沢に到着です。余りにも侘しい一種独特の雰囲気も特徴です。
↑左地点よりさらに南側に入ったところです。冬に撮影しましたが、侘しさを一層感じてしまうシーンです。「終点の風景」へ
花泉駅手前の「天神橋」から見た風景です。
奥には白鳥の群れが見え、餌付けをする親子連れで賑わっています。
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