一ノ関駅から約45分。この路線は以前、岩手県交通最南端だった九千沢で有名だった「九千沢線」として市内中心部北寄りの竹山から運行されてきましたが、2018年3月末日をもって旧花泉町内の涌津下町〜九千沢の末端区間を廃止。その廃止区間を再編し、新たに一関市営バスとして再出発しました。
バスは一ノ関駅を出ると岩交一関営業所前を通り、程なくして国道342号線へと入り田園風景を眺めながら花泉町中心部へと入り再び東北本線に寄り添います。そして花泉駅から5分足らずで現在の終点「涌津下町」に到着します。（九千沢線当時の乗車ルポ）
バスはこのあと山道へと挑み、時折花泉町内を見下ろすような感じで進みます。そして山間の集落の狭い道路を抜け暫くすると終点「九千沢」に到着です。前述のような開けた眺望はありませんが、乗車時間も長く岩手県交通最南端の終点に到着した実感が沸いてきました。下段左の写真で道路（上段の転回場の左側です）のカーブを曲がり画面から切れるあたりが県境です。また、右下の写真はバス停ポールの右側のあぜ道を少し降りた地点からの風景です。（現在は花泉地区内のみの一関市営バスとして運行されています。乗車の際は運行の曜日にご注意ください）
九 千 沢
永井1線・永井5線（一関市営バス）花泉駅〜金華山〜JA永井支店前〜永井小学校前〜九千沢
（一関市）
