大船渡市中心部(須崎)から約30分。大船渡港・大船渡湾に沿って山間に進んでいく生活路線です。途中にはセメント工場や学校・集落・漁場や畑などが見られ地元民の「生活の足」という雰囲気が色濃く漂っています。
 震災前のダイヤでは日・祝日はこの外口が終点でしたが、平日はさらに奥へと進み合併前の旧三陸町に近い合足(ふるさとセンター)まで足を延ばす便もありました。現在、両終点は通過点へと変わり、路線は実質的には「綾里外口線」として綾里中学校前へと延長されました。(現在の終点は綾里駅前)
 この取材時はあいにくの天候でしたが、外口バス停と300m程離れた長崎折返し場(最上段の写真)の間を歩いて見ました。上中央の写真がその歩いている間に見た風景ですが、晴天だと気持ち良い雰囲気です。ココも潮の香りと畑のコントラストが絶妙でまた訪れてみたいと思わせるバス旅でした。
 この路線は観光色が薄く地元の人達の生活がにじみでている様子が感じることができ、かえって新鮮な雰囲気を堪能することができました。(取材日 2003.2.11)
外  口
綾里外口線(岩手県交通)立根〜さかり駅〜県立大船渡病院〜赤崎中学校〜(区間再編)外口〜綾里駅前
(大船渡市) 
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かつての終点