パネルが組み上がり、旧 盛岡バスセンターの形の最後として偲べた状態。実際にはこの内側で既に解体工事が進行しています。
旧 盛岡バスセンターの建物の閉鎖に伴い 2016年10月1日以降、それまで建物内に集約されていた案内所・乗車券うりば・待合室が周辺に分散しましたが、一部の停留所では案内係を配置する等、出来るだけ不便を感じさせない配慮も見られました。
また、停留所名及び案内上での「盛岡バスセンター」は2016年10月1日以降、新
盛岡バスセンターが開業するまでの間も引き続き使われており、路線バスの行先表示としても従来通りとなっていました。(後編はこちら)
このページでは、2016年10月以降の変化の様子を写真にて振り返ってみます。(建物閉鎖前の写真集はこちらです)
↑ かつてあった「ななっく向かい」として案内されていた側のバス停で、「緑のバス停 ア・レ ヴェール」と愛称が付いていました。風雨をしのげるスペースにベンチが設けられ、撤去するには惜しい施設でした。
↑ベンチの後ろ側はこのようにミニ公園のようになっていました。右側の半円形ですが、イベント時にステージとして使えるように作られたものと思われますが、晩年は半円形の形はそのままに、フラットになっていました。
↑ななっく向かい(ア・レ ヴェール側)停留所です。ななっく(旧 中三盛岡店)は向かい斜め右側です。ななっく前停留所とともに、バス案内係が配置されていました。
↑建物東側のバス出入口だった場所の様子です。時代の流れを感じざるを得ないひとコマです。
↑飛島マンション前停留所は従来通り2箇所で滝沢(手前15)松園(奥16)方面からの終着ですが、ココの始発は松園方面だけとなり、滝沢方面はななっく前が始発となりました。手前「15」の乗車は新庄線盛岡駅方面等です。
↑東側車庫後ろの仮設県北バスのりばです。かつてのバスセンター構内のりばと同じ番号「1」が振られていました。
↑東側車庫後ろ角に設置された待合室です。待合室の後ろ側にトイレが出来たため、写真の仮設トイレは撤去されました。
↑県交通繋・雫石方面が発車する、仮設待合室手前「2」番のりばで、こちらも旧 盛岡バスセンター構内時代同様でした。
↑仮設待合室内はこのようにベンチのみで、かつてのバスセンター施設内からの移設と思われます。
案内所・乗車券売り場は当初「ななっく」正面入口脇に設置されました。
↑かつて古い上家があった場所です。 後ろは以前、わんこそばの「やぶ屋」のビルでしたが、マンションに建て替えられ雰囲気が大きく変わりました。
↑「ななっく」内に設置された案内所・乗車券うりばの窓口です。待合所も併設されました。
2019年6月のななっく閉店により、近隣の「プラザおでって」に移転となりました。
↑建物の外側にはこのようにパネルが組み上げられ、解体工事の準備に入っています。
↑同じくパネルを組み上げているところで、東側のバス出入り口側からみた状況です。
↑左側の写真の反対側から見た解体作業の様子です。表側からは作業の様子がわかならいようになっていました。
↑左側の解体中、ななっく方面を向いた別角度からの写真です。
左の写真と同じ位置から撮影した、建物解体完了後の状況です。 その後に盛岡市が土地を取得し、現在の盛岡バスセンターが建設されました。