花巻地域 バスの変遷 〜循環バスの充実とハード面(後編)〜
2019年9月13日〜25日までの期間限定だった無料シャトルバス「フラワーロール号」。新花巻駅・宮澤賢治記念館・童話村・空港を結びます。
 花巻市内では市内各所に観光スポットが点在し、また花巻と南花巻の2大温泉郷があり、路線バス以外にも駅とこれらを結ぶ観光客向けの交通の充実も図られている他、花巻市内と矢巾の岩手医大附属病院を乗り換えなしで結ぶバスも運行されています。
 近年では路線バス(土沢線)を利用して市内観光施設を巡る方法もあります。当該観光施設も無料で入場できますので、感染症対策をしっかりと行い、車内や館内に掲示されているルール(マスク着用等)に従った上で、是非有意義に活用したいものです。
 なお、このペーシの(前編)はこちらです。
↑新花巻駅前に停車中の宿泊者専用、南花巻温泉郷のシャトルバスです。新花巻駅と花巻駅〜各温泉間を結びます。同様に新花巻駅〜花巻温泉間を結ぶ花巻温泉シャトルバスも運行されています。
↑花巻市内の観光スポットを巡る9人乗りレトロジャンボタクシー「どんぐりとやまねこ号」です。花巻駅から花巻温泉郷・南花巻温泉郷各施設を経由して市内各観光スポットへと巡ります。
↑土沢線では、下車の際に乗務員に申し出ると、それぞれ最寄り施設「宮沢賢治記念館」「賢治童話村賢治の学校」「花巻新渡戸記念館」「花巻市博物館」「萬鉄五郎記念美術館」が無料で入場できる優待券が受け取れます。
↑2018年12月で閉鎖となった大迫バスターミナルで、年が明けてからの解体前の様子です。
↑大迫バスターミナルの解体中の様子です。正面入口とは正反対の車庫上屋になり、屋根が外された状態です。(敷地外より撮影)
↑左写真と同じ日の大迫バスターミナル正面からの様子です。バスがいた頃は手狭に感じてしまいましたが、こう見ると意外と広く感じます。(敷地外より撮影)
↑バスターミナルの建物解体が完了、更地となり仮の姿となったバス停です。バス停留所名としては引き続き「大迫バスターミナル」となっています。
↑元々バスターミナルに隣接していた商店の一角に臨時バス待合所が設置されました。反対側花巻信用金庫付近には仮設トイレも設置されています。
↑大迫ローカル廃止後、花巻駅・石鳥谷駅からの路線バスは従来の大迫バスターミナルから東側の大迫中学校前で折り返すようになりました。
↑臨時バス待合所前に停車する石鳥谷行きのバス。更地になったバスターミナル以外、街の風景は変わっておらず、青銀カラーが街にマッチ?するようにも見えます。
↑大迫バスターミナルの跡地は、商店街利用客の無料駐車場として整備されました。
↑商店と、今回新たに設置されたバス待合室です。片屋根のこじんまりした建物ですが、空調完備で快適に過ごせる他、後方にはトイレがあります。
↑かつての花巻厚生病院(2009年春に県立中部病院に統合・移転)跡地に建設された総合花巻病院です。かつての厚生病院同様、バス停が設けられています。(画面右端)
↑総合花巻病院正面入口付近の公道上に設置された岩手県交通のバス停で、ポールは二つあります。この停留所の設置時にバス路線のルート変更が行われています。
↑病院の正面入口です。庇の右側の柱には花巻市街地循環バスの乗り場ポールが設置されており、このバスのみが構内へ乗り入れる形です。
 
花巻駅〜矢巾の岩手医科大学附属病院間を結ぶ利用者連絡バスで、平日2往復・第1第4土曜日1往復の運行、途中石鳥谷駅前にも立ち寄ります。
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