花巻地域 バスの変遷 〜循環バスの充実とハード面(前編)〜
市街地循環バス「ふくろう号」です。こちらは元から運行していた、右回りで、2009年から日野「ポンチョ」が使用されています。
 花巻市内の交通は特に2009年4月の県立中部病院(北上市)開業、及び いわて花巻空港の新ターミナルビル開業以降、少しづつ動きが見られるようになってきました。
 前述の新施設開業によるバス路線改変及び新路線開設、市街地循環バス「ふくろう号」への新車導入、岩手県交通大迫ローカル路線の廃止→乗合タクシー化、花巻市街地循環バスの増便など、動きが見られるようになってきたので、一部を紹介したいと思います。
 このコンテンツの(後編)はこちらです。
↑花巻駅前の一角をなす、ホテルグランシェール花巻の建物内にある、花巻駅前バス案内所です。高速バス乗車券の他、バスカードや岩交フリー乗車券も購入できます。
↑花巻駅。駅舎自体は昔からのままですが、駅前広場も含め度々改装されています。「SL銀河」の運行開始時と思われる時期に、外観もリニューアルされています。
↑イトーヨーカドー花巻店。こちらはもうひとつのターミナルとも呼べそうな施設で、のりばは屋根付きの一箇所だけですが、広い回転場で多くの路線が集まってきます。
↑マルカンビル入口。比較的こじんまりとした感じですが、大食堂へのアプローチとなっており、県産品などを扱うショップやキッズスペーズもあり、イベントも行われています。
↑花巻市中心部のおなじみ、マルカンビルです。バスターミナルとしての機能・設備はありませんが、こちらもすぐ近くの上町バス停に多くの路線が集まるので、乗り継ぎ時間を有効に使えそうです。
↑ご存知、6Fのマルカンビル大食堂です。薄暗い雰囲気・広々としたフロアや椅子・テーブル・箸立てや卓上の小物も往時のままです。
↑マルカン大食堂からの眺望です。上町商店街を行き交うバスを眺めているだけでも飽きません!?
↑昔のデパート最上階の大食堂入口ではよく見かけたメニューのサンプルです。これをじっくり眺めながら決めて食券を買う楽しさはココでも引き継がれています。
↑こちらもおなじみ、名物マルカンジャンボソフトを食べながら、「バス予報」でバスの時刻を調べています。現在は市街地循環バスのみの表示ですが、時刻を気にしなければゆっくり過ごせると思います。
↑新空港ターミナルビル内一階に設置されている、バス案内所です。
↑2009年に現在の場所に開設したいわて花巻空港新ターミナルビルです。
従来の国道4号側とは滑走路を挟んで反対側に建設されたので、路線バスのアクセスも変更となりました。
↑新ターミナルビルの路線バス乗り場です。ビル正面口からすぐ左側に設けられているので、わかりやすくなっています。
↑新ターミナルビル開業後しばらくは、空港キャラクター「はなっぴー」が描かれたこのような専用ラッピング車輌も花巻空港線で運用されていました。
↑新ターミナルビル開業と同時に設定された花巻駅〜いわて花巻空港アクセスバスです。
通常の路線バスと同様に乗車出来ましたが、4年半後の2013年9月に廃止となりました。
↑左写真のアクセスバス廃止後、代替策として盛岡市内からの花巻空港線がJR花巻空港駅に新たに停車、JR東北線との接続が図られています。但し、空港行きは乗車のみ、盛岡行きは降車のみの扱いとなっています。
左回りの市街地循環バスとして、近年運行を開始した「星めぐり号」です。車種とイラストが異なるので一目でわかります。(現在は別の車種)
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