岩手県交通：中型路線車（その3:続き）
ここでは、オリジナル車以外（転入車）の車を紹介します。
元国際興業や千葉中央バスの他、元自家用・元箱根登山鉄道など各１台のみ転入も見られます。
元国際興業や千葉中央バスの他、元自家用・元箱根登山鉄道など各１台のみ転入も見られます。
1991年式。2008年初頭に2台導入、大船渡営業所と高田バスターミナルに各1台配置されました。ボディ自体はオーソドックスなアイ・ケー・コーチ製ですが、前後扉車で中型車としては初めての仕様となりました。
車内は両側一人掛けの青系のシートとベージュ系の内張りの組み合わせで、石目模様の床材が特徴となっています。
車内は両側一人掛けの青系のシートとベージュ系の内張りの組み合わせで、石目模様の床材が特徴となっています。
いすゞＵ-ＬＲ３３２Ｊ
1996年式。2008年夏に2台が移籍してきました。写真の車輌は一関営業所の配属で国際興業ニューカラーに塗装されましたが、もう1台の北上営業所に配属された車輌は同型車でも国際興業旧カラーに塗られており、印象が異なっています。
塗装以外ではブラックサッシであることと側面方向幕の位置で、オリジナル車や元国際興業車との識別が出来ます。
塗装以外ではブラックサッシであることと側面方向幕の位置で、オリジナル車や元国際興業車との識別が出来ます。
いすゞＫＣ-ＬＲ３３３Ｊ
いすゞＫＣ-ＬＲ３３３Ｊ
いすゞＫＣ-ＬＲ３３３Ｊ
いすゞＫＣ-ＬＲ３３３Ｊ
日産ディＫＣ-ＲＭ２１１ＧＡＮ（西工）
日産ディＫＣ-ＪＰ２５０ＮＴＮ（富士）
日産ディＫＣ-ＪＰ２５０ＮＴＮ（西工）
三菱ＫＣ-ＭＫ２１９Ｊ（2012.2.19 追加）
いすゞＫＣ-ＬＲ３３３Ｊ（2012.4.30 追加）
岩手200か1325（一関）2009.2.9 前沢ジャスコ
1996年式。上写真の車輌と同形式の2ステップ富士8Eボディの車で、こちらも立川バスからですが、1台のみ移籍です。大船渡営業所に配属されました。
1997年式。上写真と同形式の西日本車体工業のボディで、2台が移籍してきました。
オフセットシートやワンステップのフロアは富士ボディ車と同様ですが、中扉手前の優先座席が前向き（富士ボディ車は横向き）となっている点が異なっています。
2台とも花巻営業所に配属されています。
1998年式。東京都交通局からの復興支援 無償譲渡車輌の第二弾として2011年秋から大船渡・北上・一関他で活躍しており、支援車輌であることを表す文字も入っていました。
アイドリング・ストップ機構付で、中扉が折戸となった都営バスでは中型車初の「らくらくステップ」（ツーステップだが段差が低い構造）車となっています。
なお、導入当初は写真のように都営カラーのままでしたが、後に全て塗り替えられています。
1998年式。こちらも東京都交通局からの復興支援 無償譲渡車輌であり、2011年秋から活躍を始めました。
こちらもいわゆる「らくらくステップ」車で、中扉向かいの座席が折りたたみ式になっています。
紫波営業所の2台他、雫石営業所にも配属されています。
1997年式。上写真ＬＲのリフト付バージョンで、国際興業では2台導入され、2台とも岩手県交通へ移籍、胆江・釜石の両営業所へ配置されました。
2000番台とは前面の行灯や公式側他、リアの「乗降中」の表示機器の大きさ、で判別できますが、非公式側は9000番台と同様の形状となっています。（国際興業旧社番：2900番台）
2000番台とは前面の行灯や公式側他、リアの「乗降中」の表示機器の大きさ、で判別できますが、非公式側は9000番台と同様の形状となっています。（国際興業旧社番：2900番台）
1997年式。日産ディーゼルでは初めての中型路線車で、2008年（上記の車と同時期）に1台のみ移籍、花巻営業所に配置されました。
西日本車体工業のボディ・前後ドアという組み合わせも今回初めての例で、車内は運転席側がハイバックシート、反対側がほとんどが一人分づつ独立した横向きシートとなっており、木目調の腰板も特徴のひとつです。
西日本車体工業のボディ・前後ドアという組み合わせも今回初めての例で、車内は運転席側がハイバックシート、反対側がほとんどが一人分づつ独立した横向きシートとなっており、木目調の腰板も特徴のひとつです。
1997年式。ワンステップの中型の富士8Eロングボディ車で、中扉向かいが折りたたみ式の座席となっており、中扉以降は二人掛けのオフセットシート（一人分づつシートの位置がずれている）となっています。また、ワンステップ部分は最後部付近まで達しています。
1台のみの移籍で、花巻営業所に配属されました。
1997年式。元国際興業で、一足先に導入されていた大型車（KC-LV380L）よりも早く廃車となり、グループ各社に移籍しました。車体更新を受けた時期の関係で、移籍車としては初のニューカラーで、イルカマークや低公害車のステッカもそのまま残っています。
ボディスタイルは同型のオリジナル車とほぼ同じに見えますが、ワンステップの車内やアイドリングストップ装置を搭載している等、内容はオリジナル車とは大きく異なっています。
ボディスタイルは同型のオリジナル車とほぼ同じに見えますが、ワンステップの車内やアイドリングストップ装置を搭載している等、内容はオリジナル車とは大きく異なっています。
(左)岩手200か1186（大船渡）2008.1.20 大船渡営業所
(右)岩手200か1184（大迫）2008.3.20 石鳥谷駅
岩手200か1329（大船渡）2009.6.19 大船渡営業所
岩手200か1219（高田）2008.1.20 大船渡営業所
(左)岩手200か1516【旧2901】（胆江）2010.11.21 胆江営業所
(右)
〃
2011.4.3 〃
岩手200か1629（北上）2011.11.2 北上営業所
(左)岩手200か1633（紫波）2012.4.12 盛岡バスセンター
(右)岩手200か1651（紫波）2012.11.23 紫波営業所
(左)岩手200か1415（花巻）2010.4 花巻営業所
(右) 〃 2009.11
〃
(左)岩手200か1416（花巻）2010.2 花巻営業所
(右) 〃
2009.11 〃
岩手200か1318（花巻）2009.1.12 花巻駅
