岩手県交通:大型路線車(その5)
ここでは、元国際興業以外の車で、(その4)の続きとなります。最近ではいすゞ以外のメーカーも増え、バラエティに富んでいます。
 2002年式。東急バスからのエルガ・ワンステップで、1台のみの導入。国際興業からの同型式車よりも一足早く、デビューしました。その国際興業の車輌とは側面方向幕の位置及び屋根上のクーラーユニットの形状(こちらの方が幅は小さいが逆に高さが大きい)が異なっている部分で区別が出来ます。
 釜石営業所に配属され、赤浜・道の駅やまだ方面の広域路線で運用されています。
いすゞKL-LV280L1(2017. 6.15 追加)
 1998年式。ブルーリボンのノンステップ車で、東京都交通局から入札にて購入した内の1台で。この時点では大型車はこの1台のみで、他はレインボーの中型ロング車となりました。
 矢巾営業所に配属され、他の大型車と区別されることなく一般路線で活躍しています。
 
日野KC-HU2PMCE(2017. 6.15 追加)
日野KC-HU2MMCA(2017. 8.1 追加)
三菱KC-MP317M(2017. 8.1 追加)
三菱KL-MP35JM(2017. 10.16 追加)
いすゞKL-LV380L1(2017.10.16 追加)
いすゞKC-LV380N(2018.1.1 追加)
いすゞKL-LV834L12018.1.1 追加)
いすゞKL-LV280L1(2018.4.15 追加)
いすゞKL-LV280L1改(2018.4.15 追加)
 
岩手200か1978(釜石)2015.11.3 上大畑
 1999年式。高槻市交通部からの移籍で、西工96MCボディの日野車です。車内はワンステップですが、最後部のフロアはかなり高めで前方を見渡せるような感じで、シートもハイバックタイプで岩交としては異色の部類に入りそうです。
 都南営業所に配属され、やはり1台のみとなっています。
 2001年式。東京都交通局から移籍したノンステップERGAです。国際興業からの車輌と同じくtype-Bですが、側面方向幕の位置の違いでも元国際興業車と区別できる他、写真の車輌のように蛍光がかったグリーンの塗装部分で容易に区別できる場合もあります。
 盛岡地区の滝沢・松園の他、県南の花巻・北上・一関にも配属されています。
 2002年式。2017年、神奈川中央交通からのERGA・ワンステップで2台が移籍してきました。特徴である運賃・出入口幕もそのままで、2台とも蛍光グリーンの塗装かつ盛岡地区の都南・雫石の両営業所に配属されています。
 2004年式。初代ERGAのノンステップバスで中扉以降はツーステップになっているtype-Aで、滝沢・松園の両営業所に配属されました。
 国際興業からの同形式(5000番台)と酷似していますが、こちらは京浜急行バスからの移籍で塗装の微妙な違いとミラーの形状から判別できます。
 2001年式。千葉中央バスから2台譲受したエルガシャーシのリーフサス+富士新7Eボディのワンステップ車です。
 写真の車は矢巾営業所、もう1台は滝沢営業所ですが、滝沢の車両は黄緑の蛍光色が強めで同じ車輌でも印象が異なっています。
 なお、リアの方向幕の大きな筐体はそのままに、LED表示部分は通常と同じ大きさになっています。
 1998年式。キュービックの長尺ワンステップバスで、2015年に西武バスから2台移籍、新車当時、西武バスとしては25年ぶりのいすゞ車となりました。
 写真の車は松園、もう1台巣子に配属されましたが、塗装の施工工場の違いから、松園の車はグリーンが蛍光がかった感じの塗装で、巣子の車のグリーンの部分とはだいぶ違った印象となっています。
 1999年式。津久井神奈交バスからの譲受車です。この車輌がデビューする少し前に既に神奈中からのエアロスターがデビュー(こちら)していましたが、KC〜KLの過渡期の車輌をまとまって譲受したためか、このように逆にKC-車が少し遅れてのデビューとなったようです。
 神奈中では最もポピュラーな車輌の1台で、尚且つ前述のKL-車との見分けも難しいですが、KL-車同様、小窓が埋められる等の改造が施されています。
(左)盛岡200か47(矢巾)2015.5.24 矢巾営業所
(右)     〃      2015.7.4  盛岡駅
 
盛岡200か76【旧T-12】(紫波)2016.9.22 紫波営業所
gallery_ikk_l5001008.jpg gallery_ikk_l5001007.gif gallery_ikk_l5001006.gif gallery_ikk_l5001005.gif gallery_ikk_l5001004.jpg gallery_ikk_l5001003.gif gallery_ikk_l5001002.gif gallery_ikk_l5001001.gif
 2001年式(推定)。同じく神奈中からの譲受車ですが、こちらはワンステップ車で中扉より後ろは1段高くなっています。
 前述のKC-・KL-のツーステップ車とは元々屋根上のクーラーユニットの形状で区別できますが、こちらは正面と公式側の小窓がそのまま残っているという部分でも区別可能です。
 デビュー時は1台のみの導入で、写真の盛岡市内の「でんでんむし 右廻り」運用に就いていましたが、現在は一関に転属の上「平泉循環バス るんるん」で運用されています。
盛岡200か55(都南)2015.9.21 都南営業所
 
 
盛岡200か72(松園→一関)2016.5.5 盛岡駅(左) 盛岡BC(右)
(左)盛岡200か88(矢巾)2015.10.24 花巻営業所(登録前)
(右)                  〃              2016.7.18   盛岡駅
(左)盛岡200か91(松園)2015..12.23 胆江営業所(登録前)
(右)                  〃              2016.5.5        松園営業所
 
岩手200か2047(北上)2016.6.13 北上営業所
盛岡200か174【旧M2429】(松園)2017.10.5 松園営業所
(左)盛岡200か170【旧せ61】(都南)2017.7.27 都南営業所
(右)岩手200か2104【旧ふ64】(雫石)2017.11.23 盛岡BC