ＪＲ大船渡・気仙沼線ＢＲＴ：一般型車輌
ここでは、JR大船渡・気仙沼線BRTで運用されている車輌の中で一般的な車を紹介します。
車番はJRバス東北のルールに準じて付けられています。
車番はJRバス東北のルールに準じて付けられています。
1998年式。元川崎市交通局のワンステップバスです。移籍した2012年当初はJR気仙沼線BRTで運用されていましたが、JR大船渡線BRTの運行開始に際して転用され、宮城ナンバーから岩手ナンバーへと登録変更されました。
新車導入により一度は全車両が引退したものの、気仙沼BRTの延伸に伴い復活した車輌もありましたが、2019年の後述の新車導入により正式に全車引退となりました。
いすゞＫＣ-ＬＶ３８０Ｌ改
1999年式。上の車輌と同じく元川崎市交通局のワンステップ車。2台中2台とも気仙沼線用としての導入でしたが、その後の新車導入により1台が大船渡線用予備車として転じました。但し、側面のキャラクターは気仙沼線用のままです。
上の車との相違点は中扉が4枚折戸であることと、側面の方向幕が最前部に位置していることです。
いすゞＫＣ-ＬＶ３８０Ｌ改（2015.6.15 追加）
日野ＫＣ-ＨＵ２ＭＬＣＡ改
いすゞＫＣ-ＬＶ８３２Ｎ（2015.6.15 追加）
日野ＫＣ-ＨＵ２ＭＬＣＡ改（2015.7.15 追加）
日野ＬＮＧ-ＨＵ８ＪＭＧＰ
日野ＬＮＧ-ＨＵ８ＪＭＧＰ
いすゞＱＱＧ-ＬＶ２３４Ｎ３（2013.8.15 追加）
日野２ＳＧ-ＨＬ２ＡＮＢＰ（2020.1.15 追加）
1999年式。上の車輌と同じく元川崎市交通局のワンステップ車で、アリソンのトルコンATが装備されています。
合計2台導入され、その2台とも上記の車輌と同様、JR気仙沼線BRT用からの転用車です。
なお、両車とも現在は観光用BRT「三陸の『海』（大船渡線・左）」「おでかけ『旅』（気仙沼線・右）」として改造を受け、活躍しました。
2013年式。この年の6月に4台が新製配置され、今回はじめていすゞのエルガが選択されました。
非公式側最後部のダミー窓の内側が蓄電池スペースとなっている関係でこの部分の座席は左半分になっています。また
ミッションはイートン式電子式マニュアルトランスミッションとなっています。
今回の車輌は尿素タンクの設備の関係で、配属はすべて高田支所となっています。
2019年式の日野ブルーリボン。6年ぶりの新車で気仙沼線用として4台・大船渡線用として1台が導入されました。前回までと同様ハイブリッド車で、車内は多区間郊外型仕様となっています。
この車輌の導入により、大船渡線・気仙沼線BRTの運用車輌は気仙沼線専用の「e-BRT」以外はすべてハイブリッド車に統一されました。
2012年式。気仙沼線BRT本格運行開始時に導入された初の新車ブルーリボンシティ・ハイブリッドで、翌年に左の車輌を含む4台が大船渡線BRT用として転用されました。
岩手県内でのハイブリッド車としては二例目（一例目は岩手県交通のHIMR：現在廃車）になりますが、本格的なものとしてはこちらが初めてとなりました。
2013年式。大船渡線では年度を跨いで、4台追加導入されました。
前回導入の新車との外観上の差異は写真ではわかりませんが、中扉右下の車幅灯の電球がLEDに変更された程度です。
なお、車体のラッピングのデザインは1台毎に異なったものとなっています。
1998年式。キュービックスタイルのノンステップバスで、当初は暫定開業時から気仙沼線用として配備されていました。
写真の車輌のように中扉が引戸になっている車とグライドスライドドアになっている2タイプがあります。
一部の車輌が大船渡線用として転じましたが、新車及び観光用車輌導入により現在は全車除籍されています。
(左)P527-99567（除籍済）2013.5.5 大船渡営業所高田支所
(右)P527-99568
〃
P521-98267（高田）2013.5.5 大船渡営業所高田支所
(左)P537-99562（除籍済）2014.12.23 胆江営業所
(右)
〃 2015.4.29 〃
(左)宮城200か2915（津谷）2019.10.22 ミヤコーバス津谷営業所
(右)宮城200か2912
〃 本吉駅
(左)Y531-13511（高田）2013.7.7 大船渡営業所高田支所
(右)
〃
気仙沼駅
(左)Y537-13504（高田）2013.7.7 大船渡営業所高田支所
(右)
〃 2013.5.5 さかり駅
(左)Y537-12515（高田）2013.5.5 大船渡営業所高田支所
(右)Y537-12516（高田）2013.5.5 気仙沼駅
1998・1999年式。こちらも当初は気仙沼線暫定開業用としての導入でしたが、やはり新車導入により大船渡線へ転属。そこでも新車導入により運用を外れることになりました。
上の元川崎市営車とよく似ていますが、側面方向幕の位置。車輌の仕様ではありませんが、正面のエンブレムの位置などで区別出来ます。
P521-99265（除籍済）2015.5.5 大船渡営業所高田支所
(左)Y531-98566（除籍済）2015.4.29 ミヤコーバス津谷営業所
(右)Y531-98568（除籍済）2014.12.23 〃