【THE Final 大迫】バスファン感謝祭!! (後編)
昭和の時代から実際に使われた来た現場の「運転時刻表」に、イベントの
スケジュールが書かれています。参加者全員に配られました。
 2018年8月に岩手県交通の大迫ローカル路線(旭の又線・竪沢線・黒森線・早池峰線・長崎線)とバスターミナル施設の廃止が伝えられ(ソース)てから4ヶ月あまり、いよいよ廃止が押し迫った12月24日(月・振替休日)にバスファン有志メンバー主催によるイベント
「【THE Final大迫】バスファン感謝祭!!」が行われました。(非常に内容の濃いイベントだったので、前編と後編に分けました)
 バスファンの参加者、岩手県交通社員・OB、地域の方々、当日見学者まで含めると総勢30名を超え、大迫バスターミナルの最後を飾るにふさわしい、バスファン、関係者、地域と一体となった大変心に残るイベントとなりました。(イベントのご案内
↑当日のメインイベントは、旭の又線 合石行きの往復乗車です。
通常の路線バスですが、車内は和気あいあいとした暖かい雰囲気です。
↑私が購入した「大迫バスターミナル」のゴム印が入っているフリー乗車券は、今となっては記念になり、イベントの思い出にもなります。
 
↑合石行き路線バス車内では、イベント実行委員が車掌に扮し、記念チケットに「入鋏(にゅうきょう)」しています。
↑今年は雪が少ないとはいえ、合石への道のりは「でろんでろん」の凍結路が続きます。でも、そこはさすがプロの腕の見せどころ!長年の安全運行がこうして支えられてきました。
↑旭の又線、終点の硯石転回場のおなじみのアングルです。
↑折り返しの間、わずかな時間ですが思い思いに記念の写真を…
↑そのわずかな時間の間。こんなものを見つけました。バス停ポールを利用したごみ集積場の札でした。色褪せて写真ではわかりづらいですが…トタン張りの建物は…待合所を流用した集積場なんでしょうか…
↑そのバス停ポールを裏側から覗くと、「岩手中央バス」「農協共済」の文字が…(^_^;)。
停留所名は読み取れませんでした。
↑寒々とした旭の又線、復路の車窓です。でも、路線車内は活気と熱気に包まれています(^_^;)。
↑復路のバスで大迫BTに戻ってきました。
バスの並びがじっくりと見られる時間もあと僅かです。
↑昼食。特製のお弁当ほか、アツアツの芋の子汁、デザートには紫波町 月の輪酒造店の吟醸酒粕を使った、紫波町 藤屋食堂のオリジナル「酒かす杏仁豆腐」です。酒粕のふんわりした食感と杏仁豆腐の甘さが絶妙にマッチしています。
↑路線バス車内で食事をとることもイベントのひとつ!?で格別な味わいです。
もちろん、準備・配膳・後片付け・車内の清掃まで参加者全員で手分けして行います。
↑大迫BT内から発掘したプレートを″エプロン″
代わりに?これ以外に発掘されたお宝?もあって、このあと待合室内で争奪戦?が行われました。
↑イベントのフィナーレを飾るのは古くからの岩手県交通のファン、シンガーソングライター吉永さんによるミニコンサートです。大迫ローカル路線を題材にしたオリジナルソングがじんわりと心に響きます。
↑イベントは実は…最後にもうひとつありました。特別ラッピング車輌の原状復帰作業です。名残惜しいですが、この記念装飾は参加した皆さんの記録と記憶にしっかりと刻みこまれています。
大迫ローカル、旭の又線 最後の勇姿です。
自分で言うのもなんですが、天候にも恵まれ「イイ」写真になりました。
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【The Final 大迫】バスファン感謝祭!! 「前編」