盛岡バスセンター周辺エリア 〜気軽に散策してみよう【後編】〜
バスセンターからも程近く、中の橋の袂にある「もりおか歴史文化館」です。このエリアは盛岡城址公園の一角になります。
 かつての盛岡バスセンターの周辺には魅力のあるスポットが点在し、国や盛岡市の指定文化財も数多く存在します。
 バス好きにとって今までのこのエリアというと、バスセンターを核として観察や撮影を行うことがメインだったと思いますが、盛岡バスセンターやななっくが無くなった現在、今まではあまり目が向かなかった周辺地域をじっくり見て歩く良い機会ではないかと思い、取り上げてみました。ココ本来のカテゴリー趣旨からは若干外れるかとは思いますが、新盛岡バスセンターの建設が始まるまでの間、こういう城下町街盛岡の雰囲気を堪能する参考になればと思います。(【前編】はこちらです)
↑葺手町商店街のわんこそば 東家の西側にある喫茶店です。狭い路地にはこの西洋風のデザインの建物もよく馴染んでいるように見えます。
↑同じく中の橋通りにある「盛岡信用金庫 本店」です。この建物は1927年「盛岡貯蓄銀行」として開設されたもので、同様に盛岡市の保存建造物に指定されています。
↑散策の途中で、ちょっとひと休みしたくなったら…葺手町商店街の中には岩手県産のスギで作ったベンチもあります。
 
↑かつて盛岡バスセンター構内で営業していた「藤原養蜂場」の本店と「はちみつ村」で、上の橋の東側にあります。「バスセンターの味」を求めて入ってみましたが、両方の建物が中で行き来ができます。
↑バスセンターでも販売していた「栃みつ焼き(左)」で、ハムチーズと定番のクリームを、バスセンターにもあった「金だこ」とは別のあっさり出汁で食べる「ダシたこ」を今回はチョイスしてみました。
↑再び上の橋付近を散策します。その上の橋の手前にあるのが、呉服問屋の豪商の名残を今に伝える「旧 井弥商店」で、盛岡市の保存建造物に指定されています。
↑上の橋から中津川沿いに上流へ歩くとほどなく現れる歩行者専用の「富士見橋」です。
こちらも盛岡都心とは思えない静けさです。
↑上の橋のすぐ東側にある長屋風の飲食店街です。ベーカリー店・喫茶店・じゃじゃ麺店ほかが立ち並んでいます。
↑1772年創業の酒蔵「菊の司酒造」です。「菊の司」の他は「七福人」のブランドも地元では有名です。
↑バスセンター方面に戻り、肴町商店街の中から中津川方向に出ると、盛岡市内でも有名なラーメン店があります。
駐車場も限られ、絶え間なく賑わっているので、来店にはやはりバスがオススメです。
↑今回は「チャーシューワンタン麺」をチョイスしました。醤油ベースながらも深みがある味で、とろけるようなチャーシューも絶品でした。
 
 
↑ラーメンを食べたあとは中津川を渡って西方向へ行きました。
「県庁・市役所前」バス停からもほど近く、盛岡城址公園の一角にある「櫻山(さくらやま)神社」です。
↑櫻山神社の前の通りで、西方向を眺めます。右側には長屋風の建物もある「盛岡東大通り商店街」があり、近年建て替えられたものもありますが、周囲の雰囲気に合わせた感じになっています。
↑盛岡東大通り商店街の路地裏の様子で、懐かしい雰囲気も漂ってきます。この路地をまっすぐ進むと、県庁・市役所前方面へ出られます。
↑櫻山神社の本殿から登っていくと、パワースポットとしても有名な「烏帽子岩」があります。無病息災・健康祈願のご利益が授かれるかも知れません。
上の橋の上流側にある富士見橋から、中津川のさらに上流側を眺めます。旧バスセンターからは若干離れますが、散歩にはちょうどいい感じです。
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