一ノ関駅から40分。この瑞山線は既に紹介している厳美渓線から先さらに西へ向かう路線で、運行本数は厳美渓までの半数以下に減ってしまいます。
この路線は国道342号線を磐井川と平行しながら西へ向かいますが、厳美渓から先は人家がまばらで閑静な環境、所々川のせせらぎが聞こえるというロケーションが続きます。
方向幕の表示上の終点「瑞山」も国道上に位置し、右下写真にも見える防雪柵が冬季の気候の厳しさを物語っているように見えます。
終点 瑞山に着いたバスはそこから徒歩5分程奥にある「山王山温泉 瑞泉(ずいせん)郷」構内の「瑞泉郷前」(左下写真 撮影時は「矢びつ温泉
瑞泉閣」)バス停へ乗り入れ、ココが実質上の終点かつ回転場となります。また、夏季における須川高原温泉発着のバスは「瑞山」は経路上の停留所になりますが、「瑞泉閣」構内へは乗り入れないので、瑞泉閣へバスで行かれる場合は注意が必要です。
右下のバスは夏季の間は須川高原温泉へ行く便で、冬季間は「瑞泉閣(撮影当時)」で客扱いを終了、回送として一関市内へ戻っていくところです。
11 瑞山線(岩手県交通)一ノ関駅〜一関市役所〜岩手病院〜厳美渓〜骨寺荘園遺跡前〜瑞山〜瑞泉郷前