この「かつての終点」は好摩駅に向かう玉山線(現在の好摩直通線)の支線のひとつで「城内」同様廃止となった路線です。バスが運行されていた頃は乗りに行くことが出来なかったので、やはり昔の道路地図を見ながら車で訪ねてみました。そのためバスが運行されていた当時とは違っている表現・表記がある可能性もありますので、その際はご教示いただければ訂正いたします。
 分岐点から終点までは凡そ4キロあり、行き先は「日の戸」と表記されていましたが、実際の終点は「丹藤川第一発電所(上写真)」となっていました。
 丹藤川第一発電所(県としての名称は「岩手県企業局 岩洞第一発電所」)は急な坂の途中にあり、その落差(約400m)は日本有数の高落差発電所だそうです。そしてこの場所からさらに登っていくと桜の名所もあり、「日戸の石割桜」もあります。このバス路線は、途中の上日の戸から丹藤川第一発電所の間は冬期間は運休しており、終点の急な坂を見ると頷けます。また、行先表記の「日の戸」は地名表記では「日戸」となっていました。因みに右下写真の場所が「上日の戸」停留所付近と思われる場所です(岩手県広域詳細道路地図で確認した上での判断)。 
日 の 戸
330 玉山線日の戸支線(岩手県交通)盛岡BC〜県営野球場前〜八千代台ニュータウン前〜玉山支所前〜日の戸〜丹藤川第一発電所
(盛岡市) 
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かつての終点