盛岡バスセンターから一時間。この路線は盛岡の奥座敷と言われるつなぎ温泉〜盛岡バスセンター間、かつての3系統の内の1系統で、最長は西和賀町ほっとゆだ駅から、鶯宿(おうしゅく)温泉の東側にあたる鶯宿温泉病院入口を経由する山伏線(岩手県交通の山伏線は2020.9.30で廃止)でした。
 元々は生活路線のほか鶯宿温泉への宿泊・日帰り温泉客などが主な利用層だったと思われますが、2003年8月に開業したイオン盛岡ショッピングセンター(現 イオンモール盛岡)が開業するとショッピングバスの役割も加わりましたが、2022年9月末に廃止となり、繋温泉線と一本化されました。
 一部の便を除き、イオンモール盛岡構内へ乗り入れていましたが、この影響もある為か以前は貸切・高速格下げ車が中心に運用されていたイメージから、晩年は通常の路線車も多く運用されていました。その後バスはつなぎ温泉を経由し御所湖に沿ったあと僅か7分ほどで鶯宿温泉街に入り、さらに4分ほど西へ進むと終点 鶯宿温泉に到着します(左下写真)。この場所は観光案内所も併設され温泉街の中核を担う場所で、さらに西へ歩き道路から下へ降りると「うぐいす湯の里公園(右下写真)」が川沿いに整備されており、あづま屋の下は無料で利用できる足湯となっていました。
鶯 宿 温 泉
鶯宿線(岩手県交通)盛岡BC〜盛岡駅〜館坂橋〜天昌寺前〜イオンモール盛岡〜繋温泉〜鶯宿温泉
(雫石町) 
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かつての終点