岩手県立大学から3分(笑)。盛岡大学へ乗り入れていた岩手県交通の路線が2023年3月末をもって県立大学打ち切りとなり、今までこのコンテンツで取り上げた終点の中では多分、最も所要時間の短い路線の終点になると思います滝沢駅は国鉄時代は単なる一通過点に過ぎないようなローカルの駅だったと思われますが、1981年には近隣に盛岡大学が設置、さらには1998年には岩手県立大学が開学となり、その後の発展は目覚しいものがあり、写真からの雰囲気でもわかるように、盛岡市のベッドタウンとしても機能していて、JR時代〜現在のIGRいわて銀河鉄道にかけて、大きく変貌しました。
 滝沢駅前のロータリーは整備されており、バスは島のような形のミニ公園の外側をぐるっと回り、入り込むような形でバスのりばに付けます(上中央写真)。そのため、列車を降りてから公道に出ることなく、安全にバスに乗車出来ます。また、駅舎には「たきざわ 学園の杜」と記されていますが、こちらは2014年春に付けられた愛称になります。この駅の歴史としては、いわゆる「ヨオ・サン・トオ」と言われる、東北本線が全線電化完成した際のダイヤ改正、昭和43年10月の前年にこの地へ移転し、これまでの周辺地域の大きな変貌とともに、発展してきた「終点」と思われます。
滝 沢 駅 前
滝沢駅県立大線(岩手県交通)滝沢駅前〜岩手県立大学
(滝沢市) 
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