陸中山田駅から15分。バスは陸中山田駅を出発すると、一旦 旧県立山田病院構内に入ってから元の道路へと戻り、今度は国道45号線へと入ります。
ルートとしては比較的単純で、国道45号線を北上(ほくじょう)し、海沿いを進んで行き、南大沢付近から今度は重茂半島方面へ通じる県道41号線(重茂半島線)へと入り、右手に防波堤、左手に住宅が再建されているエリアへと入り、その後は海が開けてくる大沢漁港を眺めながら、県道41号線をさらに東へ進んで行きます。その後は道路が狭くなり、住宅も途切れアップダウンを繰り返しながら林に囲まれたような景色に一変します。
やがて再び住宅が見えてくるようになり(右下写真)、再び海が見えてくると終点 浜川目に到着します(上中央写真)。訪問時の2019年4月末はこのような感じであちこちで重機が動いており、防潮堤を作る工事が盛んな状況でしたが、工事終了後はこの風景は変わってきているものと思われます。
また、この付近では縄文時代中期の遺跡もあり、調査の結果、竪穴式住居の周辺で多数の土器・石器・石製垂飾品が出土しています。
なお、2021年6月からは「山田町まちなか循環バス」の改変により、この浜川目も循環バスが経由するようになりました。
F14・F16(岩手県北バス)田子の木〜山田高校前〜山田病院〜陸中山田駅〜大沢〜漁業組合前〜浜川目・他 山田町まちなか循環