高田駅から32分、バスは県立高田病院・陸前高田駅や市内中心部を経由して一旦は広田湾を眺めながら大船渡方面に向かいます。途中から南へと方向を変え、広田湾に沿って通る矢ノ浦線と山間部を通る広田線にわかれ、それぞれフリー乗降区間となります。
 乗車した広田線の場合は山間の途中、広田小学校やいくつかの集落の間を縫うようにして走りますが、幅員の狭い道路でしかも急坂・急カーブが連続しマイクロ車でないと辛そうです。(取材時当時:現在は市営バス広田線・広田半島循環線として運行されています)
 所々海を眺めながて潮風を浴びながら心地よいバス旅を楽しんでいるうちに、終点広田に到着します。時刻表上の終点は右下写真の「広田」バス停ですが、実際にはさらに300m程先にある「広田泊(左下写真)」でぐるっと回転し折り返します。
 写真に見えるように防波堤はありますが、実際の海は向こう側といった感じで、どちらかというとこの終点は漁港に近いような雰囲気で広田湾で獲れる名物の海産物としてはワカメ・牡蠣・ホタテがあります。(震災前の取材につき、現況とは異なっている可能性もあります)
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広田線(岩手県交通) 高田BT〜高田駅前〜小友駅前〜広田 矢ノ浦線(岩手県交通) 県立高田病院〜高田駅前〜矢ノ浦〜広田 ※いずれも震災前
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(陸前高田市)