県立大船渡病院から40分、大船渡市北側の五葉山の中に位置する終点です。この終点へ行く路線は大船渡市中心部をを抜けて国道107号線を少し進みます。かつては岩手開発鉄道の踏切を渡ってからフリー乗降区間に入る甲子線、踏切を渡らず国道107号線を暫く走る五葉温泉線の二つの路線がありました。
バスはフリー区間の始まりである長安寺を過ぎると人家もまばらな狭隘な山道へと進みます。
なお、2014年にこの路線は休止となり、現在は無料シャトルが運行されていますが、運行状況はこちらでご確認願います。
途上行き違いも困難なくねくねした山道を暫く走るとまとまった集落である日頃市町に入り、そこを抜けるとフリー乗降区間の終点である下甲子へ辿り着きます。そして、整備された広い道路へと出ると鷹生ダム（右下写真）が見え、ほどなく終点
五葉温泉に到着します。
五葉温泉「しゃくなげの湯っこ」は眼下に鷹生ダムを望んだ開けた雰囲気が特徴で、訪れたときには紅葉（ピークは過ぎていましたが）がとても印象的でした。（取材日：2005.11.9）
五 葉 温 泉
五葉温泉線（岩手県交通:現在廃止）県立大船渡病院〜盛駅構内〜権現堂〜長安寺〜五葉温泉
（大船渡市）
かつての終点