盛駅から35分、バスは大船渡市中心部を抜けてから大船渡湾に沿って漁港を眺めながら南へ向かいます。その間にいくつかの集落も経由するのでこの路線は観光客のみならず、ショッピングモールも経由するので、生活路線としても重要な役割を果たしています。末崎半島に入り、数件の旅館・民宿を散見するようになると間もなく「日本の渚・100選」に選ばれた終点・碁石海岸に到着します。
 なお、震災以前と現在とは運行ルートが異なっており、県立大船渡病院は碁石海岸方面の場合、盛駅を経由した後に経由するようになっています。
 途上段の写真は松林を通り抜けると見える「雷岩(かみなりいわ)」で、打ちつける波しぶきの音が雷に似ていることからその名が付き、こちらも「日本の音風景・百選」に選ばれています。また、海水の色がこの岩の内側と外側で異なって見えるのもなかなか面白い感じです。この終点は数件のレストハウスや民宿が点在している他、市立博物館(TOP写真)や「世界の椿館・碁石」(写真左下)、キャンプ場や展望台も設けられており遊覧船も運行されるなど、時間があればじっくりと周辺を探索してみたい場所でもあります。(取材日:2003.11.30・2004.2.11)
碁 石 海 岸
碁石線(岩手県交通)立根〜大船渡東高校前〜盛駅〜大船渡病院〜大船渡駅〜マイヤ・ホーマック前〜細浦駅前〜碁石海岸
(大船渡市) 
terminal_kesen_goishi001005.gif terminal_kesen_goishi001004.gif terminal_kesen_goishi001003.gif