高田バスターミナルから25分。1日わずか2往復(土休日は1往復)の代替路線ですが、東日本大震災以降に廃止されています。
 バスは高田バスターミナル(当時)を発車すると高田駅前・市街地中心部、及び県立高田病院前(当時)を循環したあと気仙川を渡り国道45号線に出ます。しかし、国道を走行するのも僅かな区間で気仙中学校前を過ぎると海岸沿いで同じ位の標高の狭い道へと入り、民家が点在する生活路線区間へと一変し同じ方向へ向かう一関行きとは全く違う性格の路線であることを裏付けていました。
 この潮の香りを浴びながら他の代替路線と同じく行き違いも困難な道を暫く辿り、終点のひとつ手前の大沢の少し前でようやく国道45号へ合流し、大沢を過ぎるとほどなく終点 荒谷前に到着します。そしてバスは、さらに100m程南下した「ひとやすみパーキング(右下写真)」にて折り返して高田バスターミナルへと回送されました。現在は大沢〜気仙沼西高間を運行するミヤコーバス大沢線のみが、この荒谷前停留所を利用できます。(岩手県交通の一関大船渡線は停車しません)(取材日:2005.11.9)
荒 谷 前
大沢線(岩手県交通:路線廃止)高田BT〜今泉〜大沢〜荒谷前 大沢線(ミヤコーバス)大沢〜荒谷前〜気仙沼市役所前〜気仙沼西高
(気仙沼市) 
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かつての終点