教育センターから僅か18分。1日1往復で土休日運休の路線です。この路線は往路は朝の9時少し前に鉄の歴史館から出発し教育センターへ、復路は14時29分に教育センターを出発するダイヤとなっており、鉄の歴史館への見学用としてよりも、周囲の仮設住宅住民の利便性のためと思われます。
 仮設住宅は整理・縮小が進んでおり、発展的解消と見た方がいいのかどうか…というのもありますが、2018年9月末日をもってこの路線は廃止、「かつての終点」と致しました。
 1857年、洋式高炉を築造。地元産の磁鉄鋼を使って日本で初めての鉄鋼の製造に成功したのが「鉄のまち釜石」の始まりです。その鉄の歴史を今に伝え、鉄と遊び、鋳造体験も出来る施設がこの「鉄の歴史館」で1985年にオープンしました。
 この「かつての終点」の場所は国道45号線の西側の高台に位置し、周囲には大平暮園、大平墓地公園(右下写真)があり、釜石湾と鉄の歴史館を眼下に望む絶景のロケーションが見渡せます。なお、現在の最寄りの停留所は徒歩5分程の「観音入口」となります。(参考サイト:釜石市ホームページ)
鉄 の 歴 史 館
かまいしまるごとコミュニティバス(岩手県交通)教育センター〜釜石駅前〜港町〜大平〜鉄の歴史館
(釜石市) 
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かつての終点