鵜住居駅から30分。岩手県交通時代は鵜住居の手前の両石付近から日向雇用促進住宅へ向かうため一旦西へ進路をとり日向転回所から東へ戻り国道45号線に戻りましたが、2019年6月からの釜石市北部コミュニティバスに再編されてからは、鵜住居駅からは前述の日向雇用促進住宅へ寄らず、鵜住居の少し先から鵜住居川に沿った県道35号線を西へ向かい、約30分かけて旧道?にもそれながら終点の中村へと向かいます。途中まとまった集落が見受けられるのもこの路線の特徴のひとつです。中村から先、一部曜日一往復の便のみ橋野高炉手前の「青ノ木」へ延長されています。
 終点、中村の手前にも比較的まとまった集落があり、東北電力栗橋発電所、栗橋郵便局、市役所の出張所など地域の拠点にもなっているようです。その集落を過ぎ、鵜住居川の上流部の橋野川と能船木川(写真)が合流する地点が終点中村で、上写真でわかるように正面奥にそびえる里山が印象的です。
 この路線はかつてこの先の「橋野高炉」まで運行されており、国の史跡だった橋野高炉跡が2015年に世界遺産に登録されたことから、路線バスの復活なるかと予想しましたが、観光客向けにシャトルバスとして運行。路線バスは引き続き生活路線として役割を担う事となりました。
中  村
釜石市北部コミュニティバス 鵜住居駅〜鵜住居〜栗林児童館前〜清掃工場前〜どんぐり広場前〜中村
(釜石市) 
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