上平田から約30分。かつて岩手県交通で運行されていた頃、川目仮設住宅行きは同じく上平田より南下する平田第6仮設・荒川集会所・大石方面と同様に「釜石まるごとコミュニティバス」として、それぞれが単独で運行されていましたが、2019年6月からは「釜石南部コミュニティバス」として、ごく一部を除き乗り継ぎ拠点である上平田で分割、花露辺・唐丹・大石方面を一体化し運行されるようになったため、所要時間が長くなりました。（取材は岩手県交通での運行当時のものです）
バスは三陸鉄道唐丹（とうに）駅のすぐ手前で右折、内陸方向へ入り、写真でも見える片岸川にそって、途中には左写真中央にも見える三陸自動車道のアーチ橋もくぐり北へ進んで行きます。程なくして終点の川目仮設団地に到着しますが、この団地はA~Dまでの4ブロックに分かれ、バス停があるのは中間地点に位置するCブロックになります。バス下車後、帰りは唐丹駅まで歩いて戻りましたが、この間に地元漁協で建立した「鮭供養塔」が見られたほか。唐丹駅前広場には「鮭のふるさと唐丹
片岸川」といった石に彫った文字が見られ、地域の特色が少しでも感じることができました。
川 目 仮 設 団 地
釜石市南部コミュニティバス 上平田〜平田第6仮設前〜花露辺〜唐丹漁協前〜川目仮設住宅〜唐丹駅前〜荒川集会所〜大石
（釜石市）
かつての終点