東前から約30分。東前を出たバスは釜石市内中心部を通り、釜石駅を経由。その釜石駅にもほど近い中心部の教育センターも経由し、国道283号線を西へと進みます。JR釜石線の小佐野駅手前で踏切を渡り、小川(こがわ)の街を経由、釜石の清酒「浜千鳥」の本社・酒造工場も近いこの場所が震災前まで終点となっていましたが、震災後には路線が延長され、現在の「ほたるヶ丘団地」まで行くようになりました。(実際には以前に区間廃止された部分の一部復活?)
 バスは小川を過ぎると橋を渡り、小川川(こがわがわ)と並行する道路を進みますが、この道路は明治13年に開通した釜石鉱山鉄道(工部省釜石鉄道)の支線跡でもあり、日本最古と言われるアーチ橋梁も残っています。
 小川の停留所から5分ほどで終点の「ほたるヶ丘団地」へ到着しますが、手前の旧小川小学校とその近隣には仮設住宅が立ち並んでいて、路線延長は仮設団地と釜石市中心部とのアクセス向上のためとも思われます。なお、「ほたるヶ丘」は分譲地のいわゆる愛称になっているようでした。
ほたるヶ丘団地
(岩手県交通)東前〜釜石駅前〜教育センター前〜小川〜ほたるヶ丘団地
(釜石市) 
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