2008年3月31日まで運行されていた南部バス一戸線は元々、岩手・青森両県を跨ぐ一戸駅〜三戸駅間での運行でしたが、2006年3月31日に県境にあたる舌崎打ち切りとなり、青森県のバス事業者(当時)でありながら岩手県内のみの運行という変則的な状況が2年間続きました。
 現在は市内の駅及び医療機関と地域を結ぶ二戸市コミュニティバスの路線のひとつとして毎週木曜日のみの運行、この舌崎も途中停留所となったことから、「かつての終点」して纏めました。医療機関と地域を結ぶことから奥まった場所へ入ることもあり、所要時間が若干延びています。
 このバス停より少し先の馬淵川にかかる「青岩(せいがん)橋(右下写真:車輌通行不可)」があり、橋を渡り切るとすぐに岩手/青森県境となります。また、この県境の少し先で国道4号線と合流し、東方向へそれながら暫く歩くとIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道の境界駅である目時駅に着きます。
 写真でも見えますが、舌崎バス停付近にはJA新いわて舌崎資材センター モービル金田一SSの他周囲にもまとまった世帯数の住宅があります。また南部バスで路線廃止後のコミュニティ化に際してふた区間分延長され、現在の終点はこの西側の釜沢となっています。
舌  崎
釜沢線(二戸市コミュニティバス)二戸駅〜二戸市役所〜県立二戸病院〜金田一温泉駅〜舌崎〜釜沢
(二戸市) 
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