大迫バスターミナルから約50分、この路線は花巻市大迫町内の路線の中で最も長い距離を走る路線です。途中の立石までは稗貫川に沿った黒森線と同じルートを走行、立石からは山道の通称「エーデルエコーライン」へ挑むルートで早池峰ダムなど開けた景色が望める路線でした。
 途中、早池峰ダム管理所や道の駅はやちねがある「ふれあいセンター」停留所から集落のある脇道へそれ、回転場のある「折壁」まで往復します。その後再び「エーデルエコーライン」へ戻り今度は「久出内(ひさでない)」の集落へ往復していました。(この路線は2018.12.29をもって廃止となりました)
 バスは再び元の道に戻り、今度は終点を目指し山道を上っていきます。程なくすると終点 岳 に到着しますが、ココはまだ山の中腹のような場所で周囲には数件の民家並んでいて、脇には岳川が流れています(上中央写真)。位置的には早池峰国定公園のアプローチ部分になり、早池峰山の登山シーズンになるとこの先峰南山荘・うすゆき山荘と通り河原の坊まで路線が延長される形になっていました。
 バスが折り返すまでの間、公園を大きくしたような「岳地区健康増進広場(左下写真)」周囲を散策しましたが、とにかく静寂につきる場所です。
早池峰線(岩手県交通)大迫BT〜大迫総合支所前〜沢〜立石〜ふれあいセンター前〜折壁〜ふれあいセンター前〜岳
(花巻市大迫町) 
terminal_hanamaki_take001005.gif terminal_hanamaki_take001004.gif terminal_hanamaki_take001003.gif
かつての終点