花巻駅から約30分。バスは花巻駅を出発するとかつてバスセンターがあった末広町から東北本線を跨ぐ陸橋を渡り、整然と区画された住宅地を進んでいきます。東北自動車道を過ぎ田園地帯を暫く走ると花巻市湯口の中心部へ入り、道路沿いには住宅・商店が建ち並ぶようになってきます。
 湯口中心部を抜けると住宅がまばらになり平坦だった風景が少しづつ変化し、花巻南温泉郷のアーチをくぐり県道12号線(愛称:銀河なめとこライン)を豊沢川と並行しながら西北の方向へと進んで行き、山あいの静かな温泉郷が連なっていきます。
 
 南花巻温泉は花巻トロン・松倉・志戸平・渡り・大沢・山の神・鉛・新鉛の各温泉が連なり、終点手前には鉛温泉スキー場もあります。各温泉はリゾート的なホテルから自炊部もあるひなびた感じの旅館まで様々な風情を醸し出しており、終点の新鉛温泉停留所の目の前は「愛隣館」(右下写真)で、豊沢川を眺めながら浸かれる露天風呂もあり、訪れたこの時期はちょうど紅葉が見頃でした。
 新鉛温泉の先は豊沢ダムとなっており、さらにその先は西和賀町へと続いていきますが冬季は通行止めとなっています。
新 鉛 温 泉
鉛1・2 湯口線(岩手県交通)イトーヨーカドー〜花巻駅〜文化会館前〜湯口中学校前〜志戸平温泉〜大沢温泉〜新鉛温泉
(花巻市) 
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