大迫バスターミナルから約30分。花巻市大迫町外川目地区の静かな山間にある終点で、読み方は「あわせいし」です。
 バスは大迫中学校前を過ぎて一旦国道396線に入り、若干進んでから狭い道へ右折した諏訪前停留所から終点まで、フリー乗降区間となります。人家もまばらですれ違いも困難な狭い道を北上し(乗車時にすれ違ったのは往復の中で一度だけでした)、途中の旭の又(ひのまた)でようやく人家が見えてきますが、さらに進んでいくと再び人家がまばらになります。
 沿道は水田が多く乗車取材時は稲刈りがほぼ終わっていましたが、その稲を自然乾燥している昔ながらの「はせ掛け乾燥」が見られました。
 旭の又から少し先の栃沢から再び人家が少なくなり、道路の勾配がきつくなります。さらに進むと終点の合石停留所で、バスはその少し先にある回転場(上中央写真)まで進みます。ここには待合スペースも備わっていて、実質上の始発地点となっていました。周囲を見渡すと山が色付いており、これから少しづつ厳しい冬に向かっていく様子が肌で感じ取れました。(この路線は2018.12.29をもって廃止となりました)
合  石
旭の又線(岩手県交通)大迫バスターミナル〜大迫中学校前〜諏訪前〜旭の又〜合石〜硯石
(花巻市大迫町) 
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かつての終点