JR大船渡線BRT 〜2013年春 乗車記(後編)
多彩なジャンルの飲食店が集まり、賑わいを創出した大船渡屋台村です。大船渡駅南側にありましたが、現在は更地になっています。
 東日本大震災により被災、長期間の休止を余儀なくされたJR大船渡線 気仙沼〜盛間ですが、震災から二年近く経つ2013年3月2日、BRT(bus rapid transit=バス高速輸送システム)として仮復旧(後にBRTで本復旧扱いとなる)。鉄道敷地を整備・舗装した専用道の他、地域のライフスタイルの変化に合わせて、大半を占める一般道区間(開業時)も一部、鉄道時代のルートから変更されています。
 今回はBRTで復旧した年のゴールデンウイークに管理人が初めての乗車体験記としてまとめてみました。
 このコンテンツの「前編」はこちら
↑この田茂山踏切より手前の部分は、終点の盛駅までBRT専用道区間の3月延伸部分となります。
こちらは交通量が多いため、信号及び遮断機が設置されています。
 
↑盛駅手前の最終区間です。並行する左側の鉄路は三陸鉄道南リアス線です。
専用道右側は待避スペース、その左側の赤い札には「踏切回転灯確認!」と書かれています。
↑盛駅ホームです。右側の3番線は従来通り三陸鉄道。従来大船渡線が発着していた1・2番線は舗装されBRT専用ホームになりました。1番線は降車専用・2番線は乗車専用で、三陸鉄道との乗換もスムーズになりました。
↑2013年春当時の大船渡駅。取材時は三陸鉄道から上りのBRTに乗り継ぎ、いったんココで下車、周辺を少し散策してみました。
↑上記の大船渡屋台村・おおふなと夢商店街に程近い「大船渡プレハブ横丁」です。
パブ・スナックから治療院までこちらもさまざまなジャンルのお店が入居していました。
↑大船渡駅の専用道出入口部分。一般車輌の他、歩行者・自転車も含めてBRT車輌以外のすべてが進入禁止として明示されています。
専用道区間が延伸する関係で、この様子もすっかり変わっていきました。
↑国道45号線上で、現在の大船渡駅入口の交差点の様子です。この当時は復興途上で現在は様相が異なってきました。
↑大船渡駅乗り場から盛方面を望みます。
カーブミラーの後ろ側のコンクリート部分は大船渡線の鉄道のホーム跡です。
↑帰りのバス(気仙沼方面)は国道45線経由の便に乗車してみました。
このようにカーブがきつい通岡峠も道路が整備されているので、難なく?走破します。
↑大船渡三陸道路(高田街道)とこれまで走ってきた浜磯街道との合流地点(将来の三陸道インターチェンジ)を出たところです。
2013.9.28のダイヤ改正以降はすべて細浦経由となり、この区間は通らなくなりました。
↑国道45号線から高台の途中にある高田病院へ向かうシーンです。
このようなアップダウンが激しい箇所もあります。
↑内陸寄りの高台途中に移転した県立高田病院です。通院の利便性を考慮し、停留所が設けられました。
↑国道45号線 宮城県内の唐桑道路のトンネルです。この区間は9月28日以降も、走行します。
↑2013年の鹿折唐桑駅付近の様子です。現在は復興が進み、こちらも様相がだいぶ変わってきました。
↑気仙沼市内です。間もなく気仙沼駅に到着するシーンです。この区間は現在専用道での運行となっています。
屋台村に程近いおおふなと夢商店街(当時)です。飲食店の他、洋服店・書店・食品店・理美容室など、多くの種類の店舗が集まっていました。
c40b1270.gif c40b1261.gif