盛岡駅 バス停・施設 〜ハード面も…進化を遂げる盛岡のバス停・施設〜【後編】
盛岡駅西口。市中心部で最も大きな変化を遂げてきたのはココと周辺地域です。盛南地区とあわせて、今後もさらに変化していくと思われます。
 盛岡市の「オムニバスタウン事業」が本格スタートした際にまず目に付き始めたのが、バス停の整備事業です。電照機能付きポール・上屋・ベンチが一体となった「ハイグレードバス停」がそれにあたり、従来はバス事業者ごとに林立していたポールがひとつにまとまり、バスを待つ環境も快適になるように整備されたことから、イメージが一新。あわせて岩手県内では初めてとなった本格的なバスロケーションシステムも整備され、主要なバス停に数多く設置されていきました。(古い写真も多々混じっております(^_^;))
 盛岡駅西口の各施設については【前編】でも併せて紹介します。
↑盛岡駅西口のペテストリアンデッキから見る南側の様子です。バス待機所向こう、画面中央に見えるのは、東西を結ぶ地下自由通路の入口です。
↑現在は閉鎖されていますが、盛岡駅東西を結ぶ跨線橋(さんさこみち)のフェザン寄りにはJRバス東北の高速バス盛岡座席センター(きっぷうりば)がありました。 現在は、自動券売機のみとなっています。
↑かつての盛岡駅では在来線各ホーム間は地下通路でも結ばれていました。新しい跨線橋が出来てからはその地下通路が盛岡駅東西を結ぶもう1本の自由通路として再整備され、写真のようになりました。面影が所々に残っています。
↑こちらは、盛岡駅2F、東側に面した、駅構内南北を結ぶ通路上にある、JR東日本が設置した「STATION BOOTH(ステーションブース)」です。デスク・Wi-Fi・電源等の他、個別空調も完備されています。
↑東口バスプールに降りてみます。中央には、のりば・行先案内の大きな表示が設置されています。
↑東口バスプールの中央にはバス案内所として岩手県交通・岩手県北バスの二つの窓口があり、乗車券等の販売も行っています。左側柱付近には都市間バスの自動券売機もあります。
↑同じく東口バスプール中央には四方にベンチが設置されていますが、木材に盛岡市梁川地区産のスギ材が使われているそうです。
地元産の木材を使用したベンチは他の場所にも設置されています。
↑同じく東口バスプール内 13番のりばには、以前バスセンターななっく前停留所に設置されていたスマートバス停が、ななっく閉店後、こちらに移設されました。
↑現在は撤去されていますが、以前は盛岡市バスロケーションシステムの総合案内端末が東口バスプール内に設置されおり、以前は同じタイプの端末装置が盛岡バスセンターにも設置されていました。
↑こちらは、2022年春から秋にかけて盛岡駅東口8番のりばに設置されていた、スマートバス停で、こちらは乾電池駆動の簡易型?です。
↑スマートバス停の表示内容です。ココから発着する釜石方面・いわて花巻空港方面の時刻表の固定表示となっていたようです。
勿論、表示内容の更新も簡単にできるようになっています。
↑オマケですが、東北各地に走っているフルラッピングバス及びパートラッピングバスでもおなじみのクリニックの広告です。バスプール内から何の気なしに見上げてみたらあったので、撮ってみました(笑)。
↑盛岡駅東側通路に設置された、ニューヨーク・タイムスの旅行特集「2023年に行くべき52ヶ所の2番目に盛岡市が選ばれました!」特設コーナーです。記事の概要が見られる他、パンフレットもあります。(2023.6.1追加)
↑バスプール中央、上写真 のりば案内に変わって設置された、新しいバスロケです。
のりば別に発車時刻が表示されており、ココに発着する便、全ての時刻を見ることが出来ます。(2023.6.1追加)
以前のバスロケが撤去されたあと、2023年春頃に設置したと思われる、新しいバスロケ、デジタルサーネージです。
フルカラー表示で、以前よりもだいぶ見やすくなっています。(2023.6.1追加)
おなじみの盛岡駅東口のバスプールです。基本的な構造は現在のこの駅舎になったときから変わっていません。
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