盛岡市内循環バス 〜盛岡市街地を気軽に・気楽にアクセス〜
おなじみの 盛岡都心循環「でんでんむし」です。啄木新婚の家・上の橋を先に経由する右回りと、菜園川徳を先に経由する左回りがあります。
 盛岡市の「オムニバスタウン事業」が本格する前の1998年秋から三度にわたる試験運行(当時は岩手県北バスも参画)を経て、本格的にスタートしたのが今ではすっかりおなじみとなった「でんでんむし」です。この路線を皮切りに次々に循環バス路線が新設されていきましたが、それぞれ違った役割を持ちながら路線によっては改変を重ねていきました。
 ここでは、過去の路線も含め盛岡市内で運行されている循環バスと特徴を紹介します。(郊外のゾーンバス地域の循環バスはそれぞれの項目で紹介します。また、古い写真も多々混じっています(^_^;)。)
「でんでんむし」のりば
 盛岡駅東側のびゅうプラザ横から出てすぐに「でんでんむし」専用のりばがあります。
 手前15番のりばが右回り、奥の16番のりばが左回りとなっています。
専用ポ「でんでんむし」専用ポールール
 「でんでんむし」が運行されている区間のバス停には通常のバス停ポールの他に、このようなひと目でわかる専用ポールも設置されています。(2019.11.15 追加)
 「でんでんむし」専用車輌
 一時期、このような「啄木ラッピング」車輌も活躍していました。方向幕は当初、このように路線名だけが表示されていて、方向と愛称または経由地をボードで掲出していました。
 2019年6月1日より「でんでんむし」に限り「odeca」他交通系ICカードが使えるようになった(実証実験)ことを告知する案内板(画面右)と詳細を記載した貼り紙(左側)が盛岡駅前でんでんむしのりばに掲示されています。
 バス中扉乗車口には従来の磁気のバスカードリーダーに代わって、このようにICカードリーダーが取り付けられています。
 均一100円のため、整理券発行器は当然設置されていないので、シンプルな雰囲気です。
 「でんでんむし」の車内の様子。液晶モニターが2台設置され、運行中は常時放映されており、主に沿線施設のPR等が放映されています。
422 中央循環線
盛岡駅〜大通り3丁目〜盛岡BC〜八幡宮〜茶畑〜中野1丁目〜茶畑十文字〜盛岡BC〜盛岡駅
循環区間は上記、盛岡BC以降の部分でこの区間は厨川中央線と共通しています。
中央病院循環線【平日のみ】
盛岡駅〜大通り3丁目〜中央通り3丁目〜県立中央病院〜盛岡中央郵便局〜映画館通り〜盛岡駅
盛岡市外からの通院客の利便性も考慮した路線で、運賃は150円均一となっています。
新庄循環線【平日のみ】
盛岡駅〜菜園川徳前〜盛岡BC〜つつじヶ丘〜つつじヶ丘幼児公園東〜つつじヶ丘〜(以下戻る)
循環部分はつつじヶ丘団地内で、菜園川徳経由である点が通常の新庄線と異なっています。
【過去の路線】517 ゆいとぴあ東循環線
盛岡駅〜盛南大橋南〜盛岡スコーレ高校前〜向中野1丁目〜盛商前〜盛南大橋南〜盛岡駅
現在は同じ系統番号で盛岡駅〜よぼういがく協会間を結ぶ「ゆいとぴあ東線」に改めました。
【過去の路線】盛岡城下町循環線
あさ開〜南大通り1丁目〜盛岡BC〜県庁市役所前〜盛岡城跡公園〜穀町〜あさ開
2007年4月から半年間の試験運行路線で、バス空白地帯解消と観光向けを兼ねていました。
【過去の路線】盛岡南部都心循環線
盛岡駅〜南昌荘入口〜盛岡BC〜八幡宮〜盛岡劇場〜下の橋町〜盛岡駅
「でんでんむし」とは異なり主に盛岡バスセンターから東南側の地域をカバーしていました。
【過去の車輌】盛南ループ200 ツーマンバス
↑一時期、写真のような「ツーマンバス」が運行されていました。実際に乗務経験のある車掌さんが乗務し、ツーマンを知る世代には非常に懐かしい雰囲気を味わうことが出来ました。
↑車内の車掌台の様子です。使用済み乗車券入れ、ドア開閉スイッチ、発車合図ブザーなどこちらも往時のものがそのまま取り付けられて使われていました。現代のバスカード操作盤も同居しています。(2019.11.15 追加)
↑こちらも往時のデザインをそのまま使っていると思われる乗車券です。往時と同じく、車掌さんがパンチを入れて発行してくれました。
(2019.11.15 追加)
循環バスのもうひとつの柱「盛南ループ200」です。こちらも右回り(菜園先回り)と左回り(下川原先回り)があり、運賃は上限200円です。
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