盛岡市内 バス停・施設 〜ハード面も…進化を遂げる盛岡のバス停・施設〜
バス停ポール・ベンチ・上屋が一体となったポピュラーなタイプのハイグレードタイプの停留所で、郊外を中心に設置されています。
 盛岡市の「オムニバスタウン事業」が本格スタートした際にまず目に付き始めたのが、バス停の整備事業です。電照機能付きポール・上屋・ベンチが一体となった「ハイグレードバス停」がそれにあたり、従来はバス事業者ごとに林立していたポールがひとつにまとまり、バスを待つ環境も快適になるように整備されたことから、イメージが一新。あわせて岩手県内では初めてとなった本格的なバスロケーションシステムも整備され、主要なバス停に数多く設置されていきました。この盛岡市バスロケーションシステムは、2022年3月31日を持って運用を終了。これに代わって事業者毎で採用したスマホを利用した新しいバスロケについても、ココで紹介します。
ハイグレードバス停 その1
 中心部など、乗降の多いバス停は幅の長いハイグレードバス停が設置されており、(現在は使用していませんが)バスロケーションシステムのディスプレイも設置されています。
ハイグレードバス停 その2
 こちらはバス停ポール・ベンチ・上屋が一体となったタイプです。郊外を中心に設置されています。
↑岩手県北バスのポールには、このようにラッピングバスであっても県北バスであることを示しています。駅前にあるクリニックのラッピング車がないのは、岩手県交通にも同じスポンサーの車輌があるからでしょうか(笑)。
 
↑松園地区ゾーンバスのエリアに設置された支線バスのバス停ポールです。従来のタイプ(赤白)に交換された場所もあります。
↑この場所以外では見かけなかったタイプのバス停ですが、ベンチや照明・時計や見やすい時刻表も整備されています。
↑近年ではこのような室内の電力を賄えるよう、ソーラーパネルを搭載したバス停も登場しています。
↑当初導入された、バスロケーションシステム 表示器の一例です。このタイプは多くの主要バス停の上屋に設置されています。バスが近づくと時刻表示が矢印の点滅に変わるほか、音声でも知らせます。
↑車輌の屋根上に設置された、盛岡市バスロケーションシステム(当時)のアンテナです。
↑こちらは盛岡駅の駅舎側に設置された表示器です。乗り場が手前側にあたる巣子・八幡平方面に向うバス路線が表示されています。
盛岡市バスロケーションシステムの運用終了により、現在は表示されなくなっています。
↑こちらは岩手県北バスの次世代バスロケーションシステム(愛称はなし)の案内でバス停に貼られたものです。同じくスマホでQRコードから読み込みますが、盛岡地区のみならず、岩手県全エリアが検索出来ます。
↑従来のバスロケシステムの運用終了の頃、盛岡バスセンター旧ななっく向かい停留所に設置されたバスロケの新しいデジタルサーネージです。一時期の休止期間を経て、新盛岡BC開業時に再開しました。(画像提供:左党89号さん
↑こちらは岩手県交通のバス停に貼られた、次世代バスロケーションシステム「バス予報」の案内です。ココでスマホからQRコードを読み込んでアクセスします。(↑ココから実際に読み込めます(^_^;))
↑岩手県北バスのバスロケーションシステムの利用ワンシーンです。このシステムのウリのひとつは車輌を指定しての検索も出来ることで、秋に運行しているハロウィンバス等、条件指定の検索も出来ます。
↑こちらは関東地方のコミュニティバス等で導入されている「バスGO!」をベースとしたJRバス東北のバスロケーションシステム「つばめGO!」です。岩手県内路線では、早坂高原線と白樺号で運用されています。
↑こちらは岩手県交通 巣子地区を皮切りに順次利用可能エリアを拡大している、「バス予報」の利用のワンシーンで、↑のQRコードを読み込み、最短3ステップのスマホ操作で情報が取得出来ることがウリです。
盛岡市内中心部であっても、従来のタイプのバス停ポールも多く存在します。ココ「映画館通り」もその一つです。
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