岩手県北バス～中型路線車その1 p2

岩手県北バス：中型路線車（その1:続き）

2002年式以降の車輌は、交通バリアフリー法の関係で前中扉を採用するようになりました。

　2001年式。全ての座席が前向きシートとなりました。今までアイドリングストップ機構が付けられていましたが、この年式が最後となります。

日野ＫＫ-ＲＪ1ＪＪＨＫ

　2001年式。基本的には前年の同形式車と変わりません。２台在籍しており、八幡平の頂上まで登ることもあります。

※寝台特急ゆうづるさん提供

日産ディＫＫ-ＲＭ２５２ＧＳＮ

日野ＫＫ-ＲＪ1ＪＪＨＫ改

日産ディＫＫ-ＲＭ２５２ＧＡＮ

日野ＫＫ-ＲＪ1ＪＪＨＫ改

日産ディＫＫ-ＲＭ２５２ＧＡＮ

日産ディＰＢ-ＲＭ３６０ＧＡＭ

(左)岩手200か286（盛岡）2001.9.23　盛岡バスセンター　※

(右) 〃　　　　 2003.7.17　盛岡駅

　2002年式。エアサスの前中扉車で盛岡エリアには３台在籍しています。車内はパープル色のシートが優先席となっている他、前方にＬＥＤ式の表示器（行先と次停留所の２段表示）が設置されています。この車も八幡平の頂上まで登ります。

　2003年式。前年式との相違点は見られません。

　2004年式。富士重工のバスボディ製造からの事業撤退に伴い、今回からは西日本車体工業製のボディが架装されています。盛岡営業所に1台のみ配属されました。
　勿論ワンステップで白を基調をした内装・吊革の無い車内・シート背面に取付けられた降車ボタンは引き継がれていますが、車内のフロアは最後部のみ1段高くなっている他、シートは従来のゴールデンシート製がやはり生産中止に伴い、天龍工業製に変更されています。

　2006年式。2年ぶりと思われる一般路線用の新車で、盛岡地区に2台導入されました。
　車内の雰囲気は上の車輌と変わった印象は降車ボタンの変更程度ですが、フロントマスクではバンパーのランプ部分の形状と色、リアではコンビネーションランプでの形状の違い（シビリアンと同じ）で区別することが出来ます。
　また、今回から日野製のエンジンを積んでいます。

　2003年式。前中扉ですが中扉は引戸になっています。車内は従来通り白系となっています。

　2003年式。この年式では唯一の日野車です。前中扉で中扉は4枚折戸、この年式からは本格的にLED式方向幕が採用されています。車内の天井は今までの白色からベージュ系に変更されています。

　1992年式。2003年秋から転入が始まりました。前年式とほとんど区別がつきませんが、違いを挙げるならばリアのナンバープレートの装着位置が右寄りから中央に変更されたこと、また車内の床敷物及びタイヤハウスのカラーが茶系から水色に変更された程度です。
　この年式をもって7000番台は終了し、以後はＫ尺フルサイズの7500番台とＬ尺の8000番台に移行されることとなります。

　2002年式。県北地区と沿岸地区に配置されるスロープ付のワンステップ車です。後述の車とは方向幕が通常の幕式であることと中扉が引戸である点、及び車内放送がテープデッキである点が異なっています。また、車内には大型の停留所表示器が装備されています。

(左)岩手200か426（伊保内）2005.7.28　伊保内営業所

(右)岩手200か427（宮古）2004.6.8　宮古駅

岩手200か425（八幡平）2004.1.18　西根（現八幡平）営業所

(左)岩手200か294（沼宮内）2003.7.3　盛岡バスセンター

(右)岩手200か296（八幡平）2004.1.18　西根（現八幡平）営業所

(左)岩手200か428（盛岡）2003.10.9　盛岡バスセンター

(右) 〃 2003.11.13　厨川駅

岩手200か754（盛岡）2004.4.4　厨川駅

(左)岩手200か985（盛岡）2006.4.12　盛岡バスセンター

(右)岩手200か986 （盛岡）2006.7.24　県立大学

(左)岩手200か599（盛岡）2003.5.6　盛岡営業所

(右) 〃 2004.2.5　盛岡バスセンター

(左)岩手200か600（沼宮内）2003.7.3　映画館通り

(右)岩手200か630（沼宮内）2003.7.3　盛岡駅

(左)岩手200か628（八幡平）2004.1.14　西根（現八幡平）営業所

(右) 〃 2003.7.3　盛岡駅