岩手県交通～小型路線車その2 p1

岩手県交通：小型路線車（その2）

ここでは、マイクロバス等でオリジナル車以外の車輌を紹介します。
山形交通や西日本ＪＲバス、他から転入しており、コミニティバスや狭隘路線等で活躍しました。

　1986年式で北村製作所製ボディの非冷房車。元早池峰バスで１台が大船渡営業所で活躍しました。
　車内は一般的なマイクロバスのような感じで２人掛けシートが両側に並んでいます。

いすゞＰ－ＭＲ１１２Ｆ（北村）

　1987年式。1998年に５台導入されました。全て国際興業貸切カラーの前後扉車で、松園・一関の内陸部にも配置されていましたが、最終的には沿岸部のみでの活躍となりました。

いすゞＰ－ＭＲ１１２Ｄ（北村）

いすゞＰ－ＢＥ２２

いすゞＰ－ＭＲ１１２Ｄ（北村）

いすゞU－ＭＲ１3２Ｄ（北村）

(左)岩手200か16（高田:現在廃車）2002.5　高田BT

(右) 〃 2001.11　〃

　元国際興業で1988年式。こちらはオリジナル車と異なり国際貸切カラーになっており、正面の方向幕も転入後に取り付けられました。
　車内はカタログのいわば「ハイデラックス？」仕様でワインレッドの内装が落ち着いた雰囲気を醸し出しており、勿論冷房もついています。

　1991年式。マイナーチェンジにより形式が変わりましたが、外観上は殆ど変わっていません。写真の車は水沢市コミュニティバス「Ｚバス」の専用車で２台ありました。
　この車の車内は、片側２列のロマンスシートが並んでいます。（2003年初旬に代替されたようです）

　1991年式。2001年の北上市コミュニティバス運行開始時に導入されましたが、こちらは１台のみの転入のようです。
　車内は一般的な路線用の２人掛けシートが両側に並んでおり、窓越しの真中に見える横の棒には内側に降車ボタンが取り付けられています

　1991年式。2002年春に転入しました。写真の車は一関市コミュニティバス「なの花バス」の２代目として導入されました。同タイプの国際貸切カラーの車輌も在籍しています。
　これまでの車との相違点は、リアに観音開きのドアが設けられスロープを出すと車椅子のまま乗車できるようになっており、車内には車椅子用スペースと固定用ベルトが設けられています。

　1989年式で2002年暮れに転入しました。この車は奥州市コミュニティバス「Ｚバス」の２代目として３台導入されました。
　また、岩手県交通の項目のＰ-ＭＲ112Ｄの２ドア車とよく似ていますが、正面の方向幕装置がガラスの内側に取り付けられている点が異なっています。また、車内は赤いモケットの二人掛けシートと一人掛けシートがそれぞれ並んでいます。

　1990年式。1997年に３台転入し当初は江刺営業所に配属されましたが、後に３台とも沿岸地区に転属しました。
　このP-MR系は機関がLT・LR同じ6BG1となっており、道路が狭隘で起伏の大きい海沿いの路線で威力を発揮しています。内装は明るく軽快な雰囲気となっています。

　1989年式。2003年の転入で陸前高田市内の廃止代替路線で運用されていた非冷房車のマイクロバスジャーニーの置き換え用として１台配置されました。
　車内はレモンゴールド色の2人掛けシートが並び明るい雰囲気になった他、冷房付でサービス向上を図っています。

岩手200あ194（高田）2004.2.11　高田BT(左) 広田(右)

岩手22あ397（胆江:現在廃車）2002.3　胆江営業所

岩22あ109（大船渡:現在廃車）2005.2.16　大船渡営業所

岩手22あ200（一関）2004.6.16　一関営業所(左) 一ノ関駅前(右)

岩手200あ63（北上）2002.9　北上営業所(左)JA岩手花巻飯豊支所(右)

(左)岩手200あ141（一関）2003.4.20　一関営業所

(右)岩手200あ140（一関）2002.11　一ノ関駅前

岩手200あ273（胆江:現在廃車）2001.5(左)2002.6(右)　胆江営業所

(左)岩手22き1197（大船渡:現在廃車）2002.5　旧大船渡営業所

(右) 〃 2001.5　大船渡病院