岩手県交通:大型路線車その他の譲受車 その2:続き)
ここの車輌は、元国際興業以外の譲受車(その2)の続きとなります。最近ではいすゞ以外のメーカーも増え、バラエティに富んでいます。
 2000年式。上の車輌と同じく京成バスからの移籍で同形式でワンステップ、富士7Eボディを架装された車輌で、こちらも1台のみの導入です。
 配属は胆江営業所で、こちらのリアの方向幕装置は筐体のみが残っています。
 
いすゞKC-LV380L
 2000年式。川崎市交通局からの移籍車。オーソドックスな富士7Eボディのワンステップ車で、1台のみの導入です。
 松園営業所に配属され、“でんでんむし”右回り線で運用されていましたが、2017年には早くも廃車になりました。
日産ディKC-UA460HSN(2015.6.1追加)
いすゞKC-LV280L(2015.6.1 追加)
日産ディKL-RP252GAN(2015.12.1 追加)
三菱KL-MP33JM(2015.12.1 追加)
いすゞKL-LV280L1(2016.5.1 追加)
いすゞKL-LV380L1(2016.5.1 追加)
いすゞKL-LV280L1(2017. 6.15 追加)
日野KC-HU2PMCE(2017. 6.15 追加)
日野KC-HU2MMCA(2017. 8.1 追加)
(左)岩手200か1892(松園:現在廃車)2014.8.15 盛岡駅
(右)                    〃                    2014.4.13   矢巾営業所
 1998年式。山陽バスからの移籍車です。逆T字型窓と巻き上げ式カーテンを装備しており、勾配のある住宅地内を走行していた関係から、高出力のV8エンジンを搭載しています。
 やはり1台のみの導入で、巣子車庫に配属されました。
 2002年式。東急バスからのエルガ・ワンステップで、1台のみの導入。国際興業からの同型式車よりも一足早く、デビューしました。その国際興業の車輌とは側面方向幕の位置及び屋根上のクーラーユニットの形状(こちらの方が幅は小さいが逆に高さが大きい)が異なっている部分で区別が出来ます。
 釜石営業所に配属され、赤浜・道の駅やまだ方面の広域路線で運用されています。
 1998年式。ブルーリボンのノンステップ車で、東京都交通局から入札にて購入した内の1台です。この時点では大型車はこの1台のみで、他はレインボーの中型ロング車となりました。
 矢巾営業所に配属され、他の大型車と区別されることなく運用されていましたが、活躍期間は長くはありませんでした。
 1999年式。高槻市交通部からの移籍で、西工96MCボディの日野車です。車内はワンステップですが、最後部のフロアはかなり高めで前方を見渡せるような感じで、シートもハイバックタイプで岩交としては異色の部類に入りそうです。
 都南営業所に配属され、やはり1台のみとなっています。
 2001年式。富士新7Eボディ・エルガシャーシのエアサス車・相鉄からの移籍で松園に2台、他に青銀カラーで紫波に1台配属されています。
 国際興業カラーの松園・一関所属車は、側面方向幕がLED化された際に窓一つ分、後方に設置されました。
 2001年式。同じく相鉄からの移籍車ですが、こちらはリーフサスとなっており、盛岡地区の松園・滝沢・矢巾と合わせて4台の移籍です。
 この車輌は青銀カラーでの移籍ですが、ベースカラーは従来は車体の上半分が白だったことに対し、こちらは屋根上まで銀色となっている点と窓周りがブラックアウトされている点が異なっています。
 尚、この車輌の側面方向幕装置は従来の位置のままです。
 2001年式。数少ない日産ディーゼルの大型短尺車及び富士重工新7Eボディのワンステップ車で、2014年秋 江ノ電バスからの移籍してきました。配置は千厩バスターミナルと大船渡営業所に各1台づつとなっています。
 方向幕装置はLEDとなっていますが、リアには装備されていません。
(左)岩手200か1869(胆江)2013.2.11 胆江営業所
(右)      〃      2014.8.13       〃 
岩手200か1968(千厩:現在廃車)2014.9.23 一関営業所
(左)盛岡200か47(矢巾:現在廃車)2015.5.24 矢巾営業所
(右)        〃         2015.7.4  盛岡駅
盛岡200か55(都南)2015.9.21 都南営業所
 
岩手200か1978(釜石)2015.11.3 上大畑
(左)平泉200か20(胆江)2016.4.6 胆沢病院
(右)                 〃               2016.7.13 水沢駅
 
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 2000年式。リーフサス・ツーステのエアロスターで、神奈川中央交通・津久井神奈交バスからの移籍です。滝沢・雫石・一関の各営業所に1台づつ配置され、一関の車輌は写真のような平泉循環バス「るんるん」の専用ラッピングが施されています。
 神奈中バスの外観の特徴である正面下の運賃表示幕の窓と公式側の前・中扉の右側にあった「出入口」「しめきり」の表示窓は埋められおり、外観に変化が生じています。
 なお、写真の車は津久井神奈交バスからの移籍です。
(左)岩手200か1956(巣子)2014.7.21 巣子車庫
(右)                  〃                2014.8.14 盛岡BC
平泉200か18【旧T-6】 2015.11.3 中尊寺(左) 平泉駅(右)
(左)平泉200か53(一関)2020.10.28 一関営業所
(右)盛岡200か35(松園)2015.4.12 松園営業所