岩手県交通：観光タイプ路線車・高速車（その２:続き）
ここでは、元々路線車として製造された観光タイプ車及びハイウエイバス仕様車の中で、他社からの移籍車輌を紹介します。
最後のページでは、夜行高速車を紹介します。
最後のページでは、夜行高速車を紹介します。
1988年式。国際興業からの移籍車です。国際興業・岩手県交通の2社共同運行路線であった東北道高速バス「イーハトーブ」「けせんライナー」の岩手県交通単独運行化に伴い転入した車輌と思われます。製造時は岩手県交通と仕様を合わせて導入されたため、オリジナル車との相違点は見出すことができません。
いすゞＰ-ＬＶ７１９Ｒ
1992年式。こちらも国際興業からの移籍車ですが、紫波中央〜池袋「イーハトーブ」運用の老朽取替え用として北上営業所に1台配属されました。側面のイタリック調社名文字がステッカに変わっています。
2008年3月には松園営業所に転属し、盛岡横浜線用として運用されています。
2008年3月には松園営業所に転属し、盛岡横浜線用として運用されています。
いすゞＵ-ＬＶ７７１Ｒ
いすゞＫＣ-ＬＶ７８１Ｒ
三菱ＫＣ-ＭＳ８２２ＰＡ
三菱ＫＣ-ＭＳ８２２Ｐ
日デＫＣ-ＲＡ５５０ＲＢＮ
日野ＰＫＧ-ＲＵ１ＥＳＡＡ
いすゞＫＣ-ＬＶ７８２Ｒ１（2015.4.15 追加）
いすゞＰＫＧ-ＲＵ１ＥＳＡＪ（2015.4.15 追加）
いすゞＫＬ-ＬＶ７７４Ｒ２（2017.2.20 追加）
1998年式。元国際興業で、2007年春に廃止となった「やまと号（大宮〜奈良間）」用として使われていた車輌で、系統廃止と同時に岩手県交通入りしました。
ボディに「東北道高速バス」の文字が無いことでオリジナルの同型車と区別することができます。
ボディに「東北道高速バス」の文字が無いことでオリジナルの同型車と区別することができます。
2012年、国際興業からの移籍で岩手県交通の新車では採用されなかった初期GARAのSHD車です。
1台が釜石営業所に配属され、釜石〜池袋間の「けせんライナー」を中心に活躍しています。
2012年、北海道の銀嶺バスグループからの移籍で「ドリーム盛岡」用として松園営業所に配置されましたが、後に北上営業所に転じ「イーハトーブ」で運用されています。
1台のみの移籍で釜石営業所に配属された夜行用新車GARAと外観が非常に似通っていますが、正面のワイパー付近の「GARA」のロゴがこちらには無いこと、逆に出入口右側の側面方向幕がこちらには装備されていてオリジナル車には無いこと等で判別できます。
2002年式。国際興業から2台が移籍した夜行仕様のいすゞ ガーラです。この後に岩手県交通でも導入されたHDガーラとは仕様が共通しており、差異は「GALA」のロゴマークの位置程度と思われます。
この他、オリジナル車との相違部分は国際興業在籍時に座席が交換されています。
1999年式。湘南神奈交バスと岩手県交通で共同運行されていた夜行高速バス 盛岡横浜線が2005年12月、岩手県交通の単独運行に変更されたことに伴い湘南神奈交バスより移籍した1台のみの車輌です。
岩手県交通の夜行高速車としては初の三菱車となり、松園営業所に配置され移籍前と同じように盛岡横浜線で活躍していましたが、後に北上営業所へ転じています。
岩手県交通の夜行高速車としては初の三菱車となり、松園営業所に配置され移籍前と同じように盛岡横浜線で活躍していましたが、後に北上営業所へ転じています。
1999年式。西武バスからの移籍車で、2008年から活躍をはじめました。日産ディーゼルのシャーシと富士重工7Ｓ型ボディの組み合わせで、岩手県交通での国際興業観光カラーとしては、やはり初めての組み合わせとなりました。
車内は勿論3列シートで、29人乗りとなっています。同型車は2台で、2台とも松園営業所に配置され、主に横浜・本厚木線で使用されています。
車内は勿論3列シートで、29人乗りとなっています。同型車は2台で、2台とも松園営業所に配置され、主に横浜・本厚木線で使用されています。
2006年式。岩手県交通では初導入の新型日野セレガです。トイレが運転席側中央にトイレが設けられている関係で、非公式側の引き違い窓は一箇所のみとなっています。また、2つあったトランクの内1つが乗務員用の仮眠室に改造されています。
1台のみ、北上営業所に配属され、「イーハトーブ」号そして活躍しています。
1997・1998年式。主に老朽取替え用として3台導入されました。車内はグリーン系の内装や、オリジナル車と異なりモニターテレビが車内中央にもあることが特徴です。
2台は北上営業所の配置で「イーハトーブ号」として運用、残り1台は松園営業所に配置されましたが、こちらも北上営業所に転属、3台揃っての運用となっていましたが、後に1台が釜石営業所に転出しています。
2台は北上営業所の配置で「イーハトーブ号」として運用、残り1台は松園営業所に配置されましたが、こちらも北上営業所に転属、3台揃っての運用となっていましたが、後に1台が釜石営業所に転出しています。
(左)岩手200か1108（北上）2007.5.3 松園営業所
(右)岩手200か1120（北上）2007.5.9 北上営業所
岩手200か1134（松園）2007.5.3 松園営業所
岩手200か1720（松園）2013.9.15 盛岡駅
(左)岩手200か1868（松園→北上）2015.5.24 松薗営業所
(右)岩手200か1907（北上） 北上営業所
岩手200か1657（釜石）2013.8.26 釜石営業所
(左)岩手200か1212（松園）2008.6.12 松園営業所
(右)岩手200か1263（松園）2008.7.23 総合福祉センター前
岩手200か1513（北上）2010.9.20 北上営業所
(左)岩手200か926（松園）2005.9.20 北上営業所
(右)
〃 2005.10.12 北上駅
岩手22き1059（釜石:現在廃車）2002.11 大船渡営業所
(左)岩手200か972（北上）2008.7.3 北上営業所
(右)
〃 2008.8.24 〃