ここでは、小型のオリジナル車・転入車の他、観光タイプの車輌も併せて紹介します
1993年式。早池峰バスに残る唯一のオリジナル小型車です。方向幕装置が前面の他、乗降ドア右側にも装備されており、他の同型車と少し異なっています。車内は2人掛けシートが展開しています。
いすゞU-MR132D
日産「シビリアン」のOEM供給車。元は早池峰バスのオリジナル車で2台導入されましたが2004年4月に早池峰バスの宮守村内エリアの村営バス(現・遠野市営バス)化に伴い2台共移籍しました。車内はビニールレザー貼りの二人掛けシートが展開しています。また塗装は以前のままですが、社紋部分は旧宮守村の特産品であるわさびを模したステッカが貼られていました。
現在は早池峰バスに復帰し、主に奥州市衣川バス「星空号」等に運用されています。
いすゞKK-SBWV41
日野KK-HR1JEEE
日野SKG-HX9JLBE(2016.4.15 追加)
旧 岩手200さ767(江刺)2004.9.1 鱒沢駅
1989年式で2002年暮れに転入しました。この車は奥州市コミュニティバス「Zバス」の2代目として3台導入されました。
また、岩手県交通の項目のP-MR112Dの2ドア車とよく似ていますが、正面の方向幕装置がガラスの内側に取り付けられている点が異なっています。また、車内は赤いモケットの二人掛けシートと一人掛けシートがそれぞれ並んでいます。
2002年式。国際興業から移籍。川口市コミュニティバス「みんななかまバス」で活躍していた7mクラスのノンステップバスで、1台のみ移籍してきました。
早池峰バスでは初めての国際興業路線カラーとなりましたが、これは移籍時に塗り直されたものです。また、方向幕は社名で固定。中扉は締め切りになっています。
コミュニティバス「Zバス」他、奥州市内で運用されています。
(左)岩手200か603(江刺)2003.4.6 胆江営業所
(右)岩手200か584 〃
岩手22あ273(本社)2004.9.1 早池峰バス本社
(左)岩手200か1969(江刺)2014.12.23 胆江営業所
2015年式。13年ぶりに登場した早池峰バスオリジナルの車輌で、今回はポンチョのロングボディが選択されました。
1台のみですがベースカラーが黄色に変更され、遠野市公式キャラクターでカッパをモチーフとした「カリンちゃん」のステッカが4箇所に貼られ、従来からのイメージが大幅に変わっています。
他の車輌と同様に一般路線で活躍しています。
岩手200か2028(本社)2016.4.10 早池峰バス本社